CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-074「バトル・インフェルノ」(アメリカ)

2020年02月25日 00時10分47秒 | アメリカ映画
クスリはやるな、子供たち
 幼馴染のマックスとドリューは、リアルタイムで悪魔祓いの儀式を行うネット番組『除霊の時間』を配信中。それは、ドリューが構成を考え、マックスが神父役で出演するヤラセ番組だったが、視聴者数は急増、インチキグッズの売り上げも伸びていた。
 だがある撮影日、取り憑かれた人間役の俳優が姿を見せず、ドリューは婚約者のレーンに急遽代役を依頼。なんとか無事に撮影はスタートするが、レーンの様子が何かおかしい。台本を無視して、まるで本物の悪魔に取り憑かれたかのように振る舞っている。
 すると突然、スタッフの1人が火だるまになって焼け死んでしまう。
 マックスとドリューが動揺するなか、視聴者数は激増していく。(「KINENOTE」より)


 ヤラセの悪魔祓いの儀式をネットで配信し、人気を博していたマックスとドリュー。

 しかしある夜、とり憑かれた役の人間が現れず、ドリューの婚約者であるレーンが代役を務めるが、配信がスタートするとレーンの様子がおかしくなる。

 本物の悪魔がレーンにとり憑き、スタッフたちに恐怖が襲い掛かる。

 かつて神学を学んだとはいえ、本物の神父ではないマックス。

 そんなマックスに対し、レーンにとり憑いた悪魔は、配信時間の1時間の間に、これまでの嘘を告白し、懺悔しろと迫る。

 精神的苦痛と肉体的苦痛に苛まれるマックスと、幼馴染みであるドリュー。

 悪魔祓いがインチキであることを視聴者に告げるマックスであるが、それ以上の告白を強要する悪魔。

 果たして、悪魔の目的は何なのか。
 マックスとドリューは、悪魔の正体を探り出し、レーンから祓うことが出来るのか。

 徐々にマックスの過去の罪が明らかになっていく展開の中、悪魔の目的が気になってくる展開。

 スタッフが焼け殺されたり、幻影によって自らを切り刻んだりと凄惨なシーンも繰り広げられる。

 そんな中でも、ユーモラスな面も見せる。

 いよいよ配信が終わりに近づく時、マックス、ドリュー、レーンに関わる秘密が明かされる。
 そして悪魔の本当の目的も明らかになる結末。

 悪魔祓いのヤラセ番組に本当の悪魔が現れるという設定が面白かったサスペンス・ホラー。
 悪魔は人の秘密でも、現代のシステムでも、何でも知っているということだな。

/5

監督:ダミアン・レヴェック
出演:ライアン・グズマン、カイル・ガルナー、アリックス・アンジェリス
   エマ・ホルツァー、ダニエル・ホフマン・ギル
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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