CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-280「女子大小路の名探偵」(日本)

2023年10月25日 00時05分59秒 | 日本映画
お母さんの冷静沈着さ、いいですね
 名古屋・女子大小路のバー「タペンス」でバーテンダーのアルバイトをしている広中大夏は、ストーカーに疑われたことをきっかけに、児童相談所の職員・秋穂と知りあう。
 そんな矢先、大夏は中区の矢場公園で、秋穂が担当する女子中学生・あすかが心肺停止状態となっているのを発見する。3日前には同じく中学生の瑠香の死体が発見されていたことから、大夏は連続殺人事件の容疑者として警察に連行されてしまう。窮地に陥った大夏を救うため、柳ヶ瀬のクラブでホステスとして働く姉・美桜が立ち上がる。
 姉弟はタペンスの客で事件の鍵を握るヤマモトと接触し、瑠香を殺した犯人にたどり着くが。(「作品資料」より)


 女子大小路は、名古屋にある繁華街の名前。

 そんな名古屋で起こった女子高生の殺害未遂の容疑者として弟の大夏が連行される。

 岐阜の柳ヶ瀬でホステスとして働く美桜は、客の一人で弁護士の望月を伴い警察を訪れる。

 話を聞いた美桜は、大夏に人は殺せないと確信し、真犯人を見つけるため、自ら動き出す。

 岐阜や愛知を舞台にしているだけあって、ご当地の名物や有名なんだろうと思われる場所で撮影などしている感じだな。

 美桜を演じた剛力彩芽、大夏を演じた醍醐虎汰朗は違うようだか、脇役陣には愛知県出身者が多く起用されているよう。

 美桜の探偵行で話は進むが、大夏も自ら疑いを晴そうと動き、窮地を迎える。

 被害者の佐野なつきの父親で議員秘書をしている男は娘に対するDV疑惑があり、ヤマモトという謎の男も関わっており、事件は政治が絡んだ大掛かりなものになっていくのかという様相。

 しかし、事件には思わぬ真実が裏側にあった。

 軽いという言い方は語弊があるが、軽快な感じで展開するサスペンス・ミステリー。

 脇のキャラクターも定番的であって、話を楽しませてくれる。

 事件の顛末と姉弟の関係を描き、面白い一本だった。

/5

監督:松岡達矢
出演:剛力彩芽、醍醐虎汰朗、北原里英、今野浩喜、堀夏喜、小沢一敬、水野勝、寺坂頼我、柳ゆり菜、ゆきぽよ、遼河はるひ、田中要次、戸田恵子
於:池袋シネマ・ロサ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-279「アンダーカレント」... | トップ | 23-281「配信犯罪」(韓国) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事