CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-205「氷室蓮司」(日本)

2024年07月13日 10時45分55秒 | 日本映画
あなたの犯した罪は何ですか

 沖縄にある黒龍幇のアジトのビルでは、侠和会の田村と石沢、翁長が突撃の時を待っていた。一方、ビルの裏口には同じく侠和会の氷室と台湾人通訳・李の姿もあった。激しい銃撃戦の末、侠和会は黒龍幇を倒す。

 数日後、東京に戻った氷室の携帯電話に、猿ぐつわをされ椅子に縛りつけられた息子・悠太の写真と、「お前を待っている。1人で来い」というメッセージが届く。

 元妻・涼子から悠太が高校の修学旅行で台湾に行っていると聞いた氷室は、ひとり現地へと向かうが。(「作品資料」より)


 Vシネマのシリーズですでに50本以上製作され、劇場版も公開されたことのある「日本統一」

 製作10周年記念として製作された劇場版第2弾が本作。

 俠和会若頭、氷室蓮司の息子が台湾で誘拐、拉致される。

 犯人と思しき人物から氷室に1人で来いと連絡が入り、氷室は単身台湾に乗り込む。

 台湾でアシストしてくれる人物はいるものの、1人丸腰の氷室は犯人に振り回され、危険な状況に陥る。

 更に台湾警察に逮捕されてしまう氷室。

 折しも台湾では警察を狙った爆破テロが続き、やがてその爆弾の解除キーが氷室に関わるものとなる。

 台湾警察の愛玲刑事の同行を受けながらも何とか釈放された氷室は、息子を捜して奔走する。

 台湾マフィアが絡んではいるが、ヤクザの抗争という話はなく、息子を誘拐された男の奮闘を中心に描いている。

 何となく怪しいなと思う人物はいるが、果たして犯人は台湾マフィアなのか。

 そして氷室は息子を見つけ出し、無事救うことが出来るのか。

 氷室の息子に対する思いに、息子の氷室に対する思いなども描かれいく。

 クライマックス、犯人が明らかになるが、動機が今ひとつ判りづらかったかな。

 勝手のいかない台湾での氷室の奮闘に、台湾マフィアと警察へのテロが絡み、話としては面白く、興味惹かれる展開であった。

/5

監督:辻裕之

出演:本宮泰風、黒羽麻璃央、本田広登、喜矢武豊、山口祥行、シャドウ・リュウ、ウー・クンダー、松本若菜、具志堅用高

於:シネマート新宿
 

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