CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-168「バイオハザード ヴェンデッタ」(日本)

2017年05月28日 22時43分30秒 | 日本映画
後に残るのは死者のみ
 対バイオテロ組織BSAAのクリス・レッドフィールドは、ある情報を手がかりに、武器密売組織が拠点にしている謎の洋館に突入。その最中に国際指名手配犯グレン・アリアスと対峙したものの、信じがたい光景を目にしたクリスは彼を取り逃してしまう。
 一方、かつてラクーン市警の特殊部隊S.T.A.R.S.の一員だったレベッカ・チェンバースは、今では大学教授として死者が甦り凶暴化するという不可解な事件の調査にあたっていた。そして新型ウィルスの関与を突き止め治療薬の開発に成功するが、その直後に研究所が襲撃され、危ないところをクリスたちに救出される。
 クリスとレベッカは新型ウィルスが関わる事件をよく知るアメリカ大統領直轄のエージェント組織DSO所属のレオン・S・ケネディのもとへ協力を求めに向かう。
 アリアスの真の目的がバイオテロだと掴んだ一行は、計画を阻止すべく彼を追う。(「KINENOTE」より)


 実写版としてミラ・ジョボヴィッチ主演の「バイオハザード」シリーズがあったが、こちらは人気ゲームをフルCGアニメで映画化した作品。

 ある所ではシリーズ第3弾ということになっているので、「バイオハザード ディジェネレーション」「バイオハザード ダムネーション」に続いてのということになるのだろうが、話が続いているのかはハッキリ憶えていないな。

 エグゼクティブ・プロデューサーに「呪怨」シリーズの清水崇があたっている。

 冒頭、クリスたちが洋館へ突入した際のアンデッドの登場シーンは、ちょっと清水崇らしい雰囲気のホラー色はあったが、以降はアクションがメインになっていたな。


 アンデッドを使用したバイオテロが行われるのを防ぐため、クリスはウィルスを研究している、かつて特殊部隊員であったレベッカ、そして大統領直属の組織に所属しているレオンと共に行動に出る。

 そして、バイオテロの首謀者であるグレン・アリアスを捕獲しようとするが、逆にレベッカがさらわれてしまう。

 クリスとレオンは、レベッカ救出とバイオテロ阻止のため、ニューヨークへと向かい、戦いに挑む。


 アクション・シーンがなかなか秀逸だったな。

 銃を放ちアンデッドを倒していくのもあるが、接近戦で格闘しながら銃を放っていくというガン・カタのようなアクションが見応えある。

 本作はCGアニメであるが、アニメで流れるようなガン・カタ・アクションを見せるのはなかなか凄いと感心するな。


 敵であるグレン・アリアスは武器商人であるが、哀しい過去を持つという設定。
 レベッカをさらったのは、ウイルスに絡むことだけが理由ではなかったのだが、こういう話は意外とありがちかな。

 
 話はオーソドックスではあったが、アクション・シーンは見応えあり、楽しめる一本だった。

 
 それにしても、タイム・リミットまでの最後の10分が長かったかなと思うのだが、それを言うのは野暮というものかな。

/5
監督:辻本貴則
声の出演:ダンテ・カーヴァー
於:新宿ピカデリー

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