CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-148「パージ:エクスペリメント」(アメリカ)

2019年06月22日 11時53分24秒 | アメリカ映画
ヘラよりマシ
 経済が崩壊し、社会に混乱が広がるアメリカでは、共和党、民主党に代わる新たな党“NFFA(新しいアメリカ建国の父たち)”が台頭していた。
 やがてNFFAが政権を奪取すると、アップデール博士が犯罪率を下げる効果があると提唱する“パージ法”の実証実験をニューヨーク州スタテン島で行うことを決定。実験が行われる12時間は殺人を含む一切の犯罪が合法となる代わりに、実験に参加する島民には5000ドルの報酬が待っていた。
 ドラッグディーラのボス、ディミトリや、その元彼女で反パージ法の活動家ナヤ、あるいはその弟で駆け出しのギャング、イザヤは、それぞれの思いを胸に秘め、島にとどまる決意をするのだったが。(「allcinema」より)


 1年のうち12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が合法化される〝パージ法〟

 その夜を描いた「パージ:大統領令」に続くシリーズ第4弾。

 本作は、そのパージ法が初めて施行される夜を描いている。


 新たに第1党を勝ち取ったNFFAが、実験的にパージ法を実行する。

 場所はニューヨーク州のスタテン島。

 政府は、パージ実行を希望する者には、パージの様を記録するためのコンタクトを与え、島に留まる者には5千ドルの報酬を与える。

 こうして島に残った者たちの中で、最初のパージ法が開始される。

 
 パージを実行する者と自らの命を守るため奮闘するサバイバル・スリラー。

 最初のパージ法施行ということが謳われているが、それが何か大きな話の要素になるという感じでもなかったな。

 復讐のためにパージに参加する者、敵対するギャングを殲滅するためにパージを利用しようとする者。

 それぞれの思惑の中でパージの夜は過ぎていく。

 更に、政府がある目的を持って送り出した者たちまでパージに参加する。

 パージ法を施行するお題目の裏には真の目的が隠されている。


 最初のパージを描いた作品ではあったが、ここから始まったんだなと感じさせるものは特に無い話ではあったな。

 前作でシリーズも終わりかなと思ったところでの本作ではあったが、ちょっと無理があったかな。


 迫り来る者たちに対抗し、戦い、生き延びるために島の者たちが奮闘する展開には緊張感高まるところある作品ではあった。

/5

監督:ジェラード・マクマリー
出演:イラン・ノエル、レックス・スコット・デイヴィス、ジョイヴァン・ウェイド
   クリステン・ソリス、マリサ・トメイ、スティーヴ・ハリス
於:池袋シネマ・ロサ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-147「THE CROSS... | トップ | 19-149「パラレルワールド・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事