ここで産んじゃダメだ
事故で往生した救急車の中で、手錠をはめられた状態で目を覚ました盲目の男ベン。直前の記憶を失っている彼は、車の外に出て助けを呼ぶが、周囲に人の気配が全くない。
仕方なく歩き始めたベンは、自分が「人間ではない何か」に追われているような感覚に陥る。なんとか廃屋に逃げ込んだものの、そこにも狂気の気配が充満していた。
瀕死の彼を女性警官マーラが助けるが、彼女は出産を間近に控えており。(「作品資料」より)
恐らくゾンビが蔓延したと思われる世界で、病気なのか、両目が見えなくなっている男、ベンと出産間近の身重の警察官、マーラが生き延びるため奮闘する姿を描いたサスペンス・ホラー。
ベンは救急車の中で目を覚ますが、周囲には誰もおらず、直前の記憶もない。
しかも手錠までされていたものの、何とか脱出するが、得体の知れないモノに襲われ、何とか逃れる。
出産間近のマーラは最後の仕事に出かけるが、道中様子がおかしい女性にパトカーを奪われ、廃墟に辿り着く。
そこに隠れていたベンに遭遇し、2人で何とか安全と思われる場所を目指すことにする。
記憶を失い盲目である男と妊婦という、ハンディを背負った者たちが、ゾンビに対峙するというサバイバル。
鑑賞前はコメディ・ホラーなのかなと思ったりもしたが、シリアスな雰囲気で物語は展開する。
ほとんどベンとマーラの様子を描くことに終始しており、世界がどうなっているのかは判らない。
ゾンビの襲撃はあるが、2人の様子が一種淡々と描かれる。
襲撃の危機感というより、ハンディを負っている2人がどのような運命を辿るのかということに緊迫感を生む。
大規模なパニックを描いているわけではなかったが、先行き気になる展開であった。
エンターテインメントとは、また違った感じの作品だったな。
/5
監督:ジェシー・トーマス・クック
出演:アダム・シーボルド、リヴ・コリンズ、ライ・バレット
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
事故で往生した救急車の中で、手錠をはめられた状態で目を覚ました盲目の男ベン。直前の記憶を失っている彼は、車の外に出て助けを呼ぶが、周囲に人の気配が全くない。
仕方なく歩き始めたベンは、自分が「人間ではない何か」に追われているような感覚に陥る。なんとか廃屋に逃げ込んだものの、そこにも狂気の気配が充満していた。
瀕死の彼を女性警官マーラが助けるが、彼女は出産を間近に控えており。(「作品資料」より)
恐らくゾンビが蔓延したと思われる世界で、病気なのか、両目が見えなくなっている男、ベンと出産間近の身重の警察官、マーラが生き延びるため奮闘する姿を描いたサスペンス・ホラー。
ベンは救急車の中で目を覚ますが、周囲には誰もおらず、直前の記憶もない。
しかも手錠までされていたものの、何とか脱出するが、得体の知れないモノに襲われ、何とか逃れる。
出産間近のマーラは最後の仕事に出かけるが、道中様子がおかしい女性にパトカーを奪われ、廃墟に辿り着く。
そこに隠れていたベンに遭遇し、2人で何とか安全と思われる場所を目指すことにする。
記憶を失い盲目である男と妊婦という、ハンディを背負った者たちが、ゾンビに対峙するというサバイバル。
鑑賞前はコメディ・ホラーなのかなと思ったりもしたが、シリアスな雰囲気で物語は展開する。
ほとんどベンとマーラの様子を描くことに終始しており、世界がどうなっているのかは判らない。
ゾンビの襲撃はあるが、2人の様子が一種淡々と描かれる。
襲撃の危機感というより、ハンディを負っている2人がどのような運命を辿るのかということに緊迫感を生む。
大規模なパニックを描いているわけではなかったが、先行き気になる展開であった。
エンターテインメントとは、また違った感じの作品だったな。
/5
監督:ジェシー・トーマス・クック
出演:アダム・シーボルド、リヴ・コリンズ、ライ・バレット
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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