CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-229「恋するアンチヒーロー THE MOVIE」(日本)

2019年09月28日 10時57分36秒 | 日本映画
いや、その格好で言われても
 世界征服を企む悪の秘密結社シャムニャーンの戦闘員・真中が、小さなカフェで働く女の子・菜々に恋をした。しかし困った事に、菜々は正義の味方・狂犬戦隊ガルルンジャーの大ファン。
 そこで真中は、ある嘘をつく。このたった一つの嘘がさらなる嘘を呼び、 同僚の戦闘員・新田や怪人ヘルタイガー、宿敵ガルルンジャーまでも巻き込む大騒動に。
 果たして、真中の恋の行方は…!?そして、本当のヒーローとは……!?(「KINENOTE」より)


 なかなか就活がうまくいかなかった真中は、正義の味方、狂犬戦隊ガルルンジャーのファンである菜々と出逢う。

 そんな彼女に影響されたか、正義の味方をサポートするという会社に応募し、思わぬ合格となる真中。

 しかし、その会社は世界征服を企む秘密結社シャムニャーンであった。

 騙される格好となった真中であったが、意外と居心地は良く、同僚の戦闘員とも仲良くなっていく。

 そんな真中であったが、菜々には自分がガルルンジャーを助ける正義の味方であると嘘を吐き、偶然居合わせたガルルンジャーには新しく仲間になるグリーンだと嘘を吐く。

 そんな嘘が思わぬ事態を招く。

 
 ヒーローものであるが、悪の側をメインとした作品。
 しかも、かなりゆるい雰囲気である。

 悪の組織の戦闘員である真中は、正義の味方の大ファンである菜々に恋をし、近づいていくが、それを知った同僚の戦闘員である新田や佐々木は心配する。

 しかも、真中は自分が正義の味方だと嘘を吐いている。

 そんな真中の恋の行方と真中が吐いた嘘によって引き起こされる顛末が描かれる。

 なかなか笑える作品ではあったし、戦隊ヒーローものをちょっと揶揄したような話でもある。

 クライマックスを見ていると、果たしてどちらが正義の味方なのか判らなくなるし、肩入れする側が逆になってしまうよう。

 そして最後に明かされる正義のヒーローの秘密。

 感情が揺さぶられるような話でもなかったが、笑いもあって面白い作品ではあったな。

/5

監督:小泉剛
出演:高崎翔太、橋本祥平、根元正勝、佐分利眞由奈、弓削智久、聡太郎
   富田翔、高橋健介、高橋ユウ、亀田佑樹、上田堪大、仁科貴、アイリ
於:シネマート新宿

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