CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-230「初恋ロスタイム」(日本)

2019年09月29日 00時34分39秒 | 日本映画
神様がくれたおまけの時間みたいなもの
 冴えない毎日を送る浪人生の相葉孝司は、ある日突然、自分以外の全ての時間が止まる不思議な現象に遭遇する。それは毎日12時15分から1時間だけ起こり、全てが静止した世界で一人だけ動き回っていた孝司は、自分以外でただ一人動いている少女、篠宮時音と出会う。
 2人はこの不思議な現象を“ロスタイム”と名付けると、その時間を一緒に過ごすようになり、次第に距離を縮めていくのだったが。(「allcinema」より)


 毎日1時間だけ時間が止まった中、たった二人だけ動けるという事象に遭遇する相葉孝司と篠宮時音。

 果たして何故時間が止まり、孝司と時音だけ動くことが出来るのか。

 その理由も判らないまま、毎日12時15分に時間が止まると、会って行動を共にする二人。

 父親とも折り合い悪く、やる気のない日々を過ごしていた孝司は前向きな時音に徐々に惹かれ始め、普段の時も会いたいと伝えるが、時音の返事はもう会わないというもの。

 時音の様子が途中からおかしいかなというのは判るし、その理由も何となく推測出来たかな。

 そして時間が止まる中、二人だけが動ける理由と思われるものが明らかになっていく。


 ちょっとストーリーで驚かされたことがあったな。

 竹内涼真演じる医師が、かつて時間が止まったことがあったと、入院している子供に語る。

 そして、医師の妻らしき女性が入院している。

 てっきりこの医師と妻は、と思うのだが、完全にこれはミスディレクションであったな。


 孝司は時音のためにある決断をするが、そこには大きな障壁がある。

 19歳だという年齢を考えても、これは大きな決断だな。

 果たして、孝司の決断は功を奏するのか。


 時間が止まるという中で繰り広げられるロマンス。

 ファンタジー要素の強い展開から、後半は正に純愛と献身の物語。

 少々都合の良い話かなと思うところもあったが、先行きの気になる展開であった。

/5

監督:河合勇人
出演:板垣瑞生、吉栁咲良、石橋杏奈、甲本雅裕、竹内涼真
於:新宿バルト9

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