あれはタスマニア島か?
弁護士を目指してロースクールに通うビーは、街角のカフェで知り合った金融マンのベンと最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いが原因で燃え上がった恋心も一気に凍りついてしまう。
数年後、そんな2人がオーストラリアで同じ結婚式に出席して偶然に再会。真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせる中、険悪なムードを漂わせる2人。
しかし、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、互いの望みをかなえるために恋人のフリをすることになり。(「作品資料」より)
オーストラリアを舞台に付き合っているふりをすることにしたビーとベンが巻き起こす騒動と2人の想いを描いたロマンティック・コメディ。
ビーとベンは出逢った時には最高な夜を過ごしたはずだが、ちょっとした行き違いで険悪の仲となる。
ビーの姉と、ベンの友人、ピートの姉がオーストラリアで式を挙げることになり、2人も式に参加するためオーストラリアへやって来るが、険悪な2人のため騒動が起こってしまう。
更にビーの元婚約者、ジョナサンを両親が呼び、ベンの元カノ、マーガレットも参加している。
そんな状況のなか、ビーとベンは付き合っているふりをすることに。
果たして2人の関係はどうなるのか、式は無事挙げられるのか。
険悪な関係から恋に発展していくのはラブコメの常套であるが、元々2人とも気があったということなんだろう。
話の展開とは別に、オーストラリアの光景に惹かれる作品でもある。
どういうわけか豪邸に寝泊まりし、ナイトクルーズやハイキングなどで見られる景色など、贅沢な環境である。
そんな中でのビーとベンの恋模様。
それぞれが元婚約者、元カノに対する想いもあり、先行き気になる話だった。
大袈裟ではあるが、笑いもあって面白いロマンティック・コメディであった。
ビーの元婚約者のジョナサンはちょっと可哀想な立場だったな。
/5
監督:ウィル・グラック
出演:シドニー・スウィーニー、グレン・パウエル、アレクサンドラ・シップ、ガタ、ハドリー・ロビンソン、ミシェル・ハード、ダーモット・マローニー、ダレン・バーネット、ブライアン・ブラウン、レイチェル・グリフィス、チャーリー・フレイザー、ジョー・デビッドソン
於:TOHOシネマズ池袋
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