CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-008「サラリーマン金太郎 暁」(日本)

2025年01月14日 06時18分58秒 | 日本映画

祭りでもあんのか

 マグロ漁師の金太郎は、エンストして流されている船を見つけ、乗っていた大和建設会長の会長・大和守之助の元に駆けつけ救助。その縁で大和建設で働くことになり、亡き妻との間に設けた一人息子・竜太を連れて上京する。慣れないサラリーマン生活に四苦八苦する金太郎だったが、周囲は豪放な彼に魅了されていく。

 折しも本社では大和会長派と天下りしてきた大島社長派の対立が激化しており、大島社長につく元官僚の事業部長・鷹司は、会長の縁故で入社した元不良である金太郎を陥れ会長を窮地に追い込もうとする。(「作品資料」より)

 

 人気コミックを実写映画化した作品。

 タイトルは聞いたことあったし、これまでも実写化されたことのある作品であったが、観るのは初めてだった。

 青森で漁師をしていた矢島金太郎が、偶然助けた大手ゼネコン、大和建設の会長を助けたことから、大和建設に入社し、サラリーマンとして奮闘する姿を描く。

 会社勤めは初めてで、何も判らぬながら持ち前の度胸と腕っぷしで道を拓いていく。

 会社は会長派と社長派に分裂しており、大島社長が会長を追い出そうとあれこれ画策してくる中で、金太郎が会長を守るため奮闘する。

 きっぷの良さや腕っぷしで、周囲から嫌われている老女と懇意になったり、半グレ集団のリーダーと仲良くなったりして仲間を増やしていく。

 慣習に凝り固まった会社に風穴開ける存在としての金太郎。

 派閥争いも相俟って、先行き気になる展開であった。

 老女の正体が何かしらあり、窮地の金太郎を助ける存在になるのではと予測するが、半分は予測通りかな。

 果たしてこのような社員が会社で残っていけるのかは疑問に思ったりするが、その豪快さで人を惹きつけていく様も興味深い、面白い1本であった。

 本作は二部作の前編であるが、話は一応決着する。

/5

監督:下山天

出演:鈴木伸之、城田優、石田ニコル、文音、影山優佳、竹島由夏、米倉れいあ、山口大地、斎藤さくら、前田瑞貴、川合智己、佳久創、橋本じゅん、尾美としのり、浅野温子、榎木孝明

於:池袋HUMAX CINEMAS


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