CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-022「キラーカブトガニ」(カナダ)

2023年02月03日 01時04分32秒 | カナダ映画
忍者の剣は必携だ
 廃炉となった原子力発電所が爆破処理されたカリフォルニアのある海辺の町で、行方不明事件が続発し、白骨化した人間の死体が次々と発見される。
 当初は人食いザメの出現が疑われたが、被害者を襲ったのはサメではなくカブトガニだった。放射能の影響で凶暴化したカブトガニの群れが人間を襲っていたのだ。
 やがて、一匹の殺人カブトガニがゴジラ並に巨大化し、町を襲う。(「作品資料」より)


 放射能の影響により凶暴化したカブトガニたちが、街で人々を襲撃するモンスター・パニック。

 最初に犠牲となるのは、浜辺でいちゃついていたカップル。

 何となく、定番な始まり。

 その後、カブトガニは大量に街へやって来て、次々と人々を襲い始める。

 下半身不随で車椅子生活を送っている高校生のフィリップは、納屋で何やら研究にいそしんでおり、それを手伝うのは恋人のマディ。

 その研究によって、脚に機械を装着し、歩くことが出来るようになったフィリップは、プロムナイトでマディと踊る。

 そんな場所にもカブトガニはやって来て、フィリップたちを襲いだし、街も狂乱に陥っていく。

 モンスター・パニックであるが、随所に笑いもかなり交えており、最初に犠牲になったカップルで、彼女がカブトガニに襲われている彼氏を助けようとして石を振り下ろした後のシーンや、カブトガニが人間を襲うだけでなく、ビールを飲んだり、音楽に興じたりとするシーンもある。

 また、フィリップたちの同級であるラドゥが、これまた天然のおバカキャラであったな。

 カブトガニは、原形にとどまらず、人間大の大きさのものもおり、更にクジラを食い散らす大きさのものもいるよう。

 その存在を知ったフィリップたちは、突貫であるものを作り上げる。

 もう単なるモンスター・パニックではなく、特撮作品であるな。

 グロテスクなシーンもあったが、全体的にはおバカホラーであり、特撮映画でもある一作だった。

/5

監督:ピアース・ペロルゼイマー
出演:カート・カーリー、ロバート・クレイグヘッド、アリー・ジェニングス、ブライス・ダーフィー、ジェシカ・モリス
   ディラン・ライリー・スナイダー、チェイス・パジェット、ダッシュ・ポメランツ、ジャスティン・オーバーランダー
於:池袋シネマ・ロサ

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