この顔が欲しいんでしょ
ベトナムのジュース屋台には、必ずと言っていいほど「サトウキビ・ジュースを持つ女」のポスターが貼られている。
その裏には、ある不運な女優の存在があった。(「作品資料」より)
ベトナムで大ヒットしたという都市伝説をモチーフとしたホラー。
ある嵐の夜に友人宅に集まった仲間たちが、怪談を語ることとなり、その話が映像として描かれるオムニバス・ホラーとなっている。
それは、都市伝説をモチーフとした話で、三つの話が語られる。
ある不運な女優の話。
悪魔と取引した手品師の話。
そして少女の遺骨を探す霊能者の話。
女優の話は、顔を硫酸で焼かれてしまった女優の家に、別の人気女優が住んでおり、彼女はある新人女優を家に招き、次の映画に共演させようとする。
しかし、裏にはある思惑があったという話。
次の二つの話はさ迷える霊を題材とした話である。
女優の話は判りやすい恐怖を描いた話であったが、残りの二つに関しては、さ迷える霊を題材としており、見えるもの、主人公が体験するものが現実なのか、あるいは霊の世界のことか曖昧な境界で描かれる。
若干、話としては判り難い部分があったな。
夢の中で突然現れるものに驚くというシーンや、幻覚なのか現実なのか判らぬ中で、おぞましきものを見るというシーンが続く。
正直、怖さも物足りないものがあり、話の展開も幻想的なものが多いので、多少睡魔に襲われるところがあったな。
手品師の話のオチは今一つ判り辛いものがあったな。
そして、三つの怪談が語られた後、現実でも恐ろしき真実が明らかになる。
ちょっと幻想的で曖昧とした雰囲気で描くホラーで、若干退屈感を拭えない作品であったな。
/5
監督:チャン・ヒィウ・タン
出演:タイン・ツック・フィン、レ・ベ・ラ、ケン・マック、ゴック・ヒエップ・グエン、カー・ヌー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
ベトナムのジュース屋台には、必ずと言っていいほど「サトウキビ・ジュースを持つ女」のポスターが貼られている。
その裏には、ある不運な女優の存在があった。(「作品資料」より)
ベトナムで大ヒットしたという都市伝説をモチーフとしたホラー。
ある嵐の夜に友人宅に集まった仲間たちが、怪談を語ることとなり、その話が映像として描かれるオムニバス・ホラーとなっている。
それは、都市伝説をモチーフとした話で、三つの話が語られる。
ある不運な女優の話。
悪魔と取引した手品師の話。
そして少女の遺骨を探す霊能者の話。
女優の話は、顔を硫酸で焼かれてしまった女優の家に、別の人気女優が住んでおり、彼女はある新人女優を家に招き、次の映画に共演させようとする。
しかし、裏にはある思惑があったという話。
次の二つの話はさ迷える霊を題材とした話である。
女優の話は判りやすい恐怖を描いた話であったが、残りの二つに関しては、さ迷える霊を題材としており、見えるもの、主人公が体験するものが現実なのか、あるいは霊の世界のことか曖昧な境界で描かれる。
若干、話としては判り難い部分があったな。
夢の中で突然現れるものに驚くというシーンや、幻覚なのか現実なのか判らぬ中で、おぞましきものを見るというシーンが続く。
正直、怖さも物足りないものがあり、話の展開も幻想的なものが多いので、多少睡魔に襲われるところがあったな。
手品師の話のオチは今一つ判り辛いものがあったな。
そして、三つの怪談が語られた後、現実でも恐ろしき真実が明らかになる。
ちょっと幻想的で曖昧とした雰囲気で描くホラーで、若干退屈感を拭えない作品であったな。
/5
監督:チャン・ヒィウ・タン
出演:タイン・ツック・フィン、レ・ベ・ラ、ケン・マック、ゴック・ヒエップ・グエン、カー・ヌー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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