CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-216「シャーク 覚醒」(韓国)

2022年09月25日 19時51分46秒 | 韓国映画
死ぬまで動き続けろ
 いじめの被害者であるウソルは、思わぬアクシデントですべてを失ったうえ、少年院に収容される。
 弱肉強食のその場所で、ウソルは総合格闘技の元チャンピオン、ドヒョンと出会い、強くなり生き残るための方法を教えてほしいと頼む。ドヒョンのもとウソルは厳しい鍛錬を続け、成長していく。
 やがて少年院から出たウソルは、自身の尊厳のため人生をかけた戦いに挑む。(「作品資料」より)


 過度のいじめに遭っていたウソル。

 そのさ中事故が起こり、ウソルは少年院に入ることとなる。

 少年院の中も通常の刑務所と同じく序列や争いがあり、支配するのはケンカの強い者たち。

 ウソルも狙われることとなるが、同じ院に元総合格闘技のチャンピオンであるドヒョンがおり、彼に闘い方を教えてくれるよう頼みこみ、弟子となって毎日訓練をすることとなる。

 いじめに遭い過ぎて、自分の存在さえ嫌になっていたウソルが、ドヒョンの教えによって徐々に強くなり、それと共に心も成長していくという、これまた王道的なストーリー。

 ウソルは、院内で闘いを強いられることとなる。

 見た目には弱そうなウソルであるが、院で幅を利かせている者たちを相手に互角の勝負をするようになっていく。

 ウソルが院内で成長していくと並行して、いじめの加害者であるソクチャンは、裏社会へと足を踏み入れ圧倒的な強さを見せていく。

 そして、ソクチャンはウソルに対し、異様なまでの執着も見せる。

 退所すればソクチャンとの闘いは避けられない状況。

 果たしてウソルは己の尊厳を護れるのか。

 ひ弱な少年が徐々に強くなっていき、強者と闘っていく姿は惹き込まれる展開。

 院内でのシーンが長いので、もしかするとソクチャンとの闘いはないのかもと思ったが、そんなことはないので安心。

 溜飲下がる話であった。

/5

監督:チェ・ヨジュン
出演:キム・ミンソク、ウィ・ハジュン、チョン・ウォンチャン
於:シネマート新宿 

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