CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-086「人狼ゲーム インフェルノ」(日本)

2018年04月10日 01時36分04秒 | 日本映画
こんなゲーム、も一回やれるのかな
 私立鶴ヶ岡高校2年3組の野々山紘美は、クラスメイト9名とともに、いきなり“人狼ゲーム”に強制参加させられてしまう。
 それは、参加者が“村人”と“人狼”となって互いに騙し合い、負けた者を殺戮するあまりにも非情な死のゲームだったのだが。(「allcinema」より)


 人気ゲームをモチーフにしたシチュエーション・スリラー「人狼ゲーム マッドランド」に続くシリーズ第7弾。

 今回の主演は「ハロウィンナイトメア2」の武田玲奈。

 そんな武田玲奈演じる野々山紘美ら10人が、目を覚ますと見知らぬ建物におり、命を賭けた人狼ゲームに参加させられることになる。

 冒頭、紘美や同じく目を覚ました浅見ルナが、2回目の人狼ゲーム参加などと口走ったり、更に前回参加したゲームの様子がフラッシュ・バックされたりするので、もしかすると過去作の続きだったりするのかなと思ったりする。

 結局、調べたら、本作の前にTVドラマがあり、その続きということだったんだな。

 TVドラマは観ていなくとも、本作のゲームだけで楽しめるようにはなっている。

 
 最近のシリーズ作では、多少ゲーム内容を捻ってきていたが、本作はオーソドックスなゲーム内容だったかな。

 参加するメンバーが同じ高校のクラスメイトで、参加者の中にそれぞれ因縁などがあったりして、それがゲームの行方を決めかねない状況となってくる。

 ゲームの様子と並行して、高校生集団失踪、人狼ゲームへの強制参加を捜査する刑事たちの姿も描かれるが、その様子は、これで真相突き止められるのか、と思うくらいのものだったな。

 更に、人狼ゲームを運営しているような謎の男も登場する。


 果たして、紘美たちは警察がやって来るまで生き残っていることができるのか。

 オーソドックスなゲーム内容ながら、愛情と友情が交錯、裏切りが発生するという展開に、徐々に本質を表していくような人物の変化が興味深い。

 自分が吊るされるかもしれない状況の中で、駆け引きしていく様子には緊迫感があり、楽しめる一本であった。

 結末はオーソドックスだったかな。

/5

監督:綾部真弥
出演:武田玲奈、小倉優香、上野優華、松本享恭、時人、平松賢人
    都丸紗也華、貴志晃平、吉原雅斗、海田朱音、水野勝、足立理、加藤虎ノ介
於:シネマート新宿

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