CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-087「グレート・アドベンチャー」(中国)

2018年04月11日 00時55分12秒 | 中国映画
プランBでいこう
 ダンは、世界を股にかけて国宝級のお宝を狙う怪盗。だが5年前、3つのピースで構成される首飾り“ガイア”の一部となる“森の瞳”をルーヴル美術館から盗み出した直後、その宝を奪われてしまう。さらに、何者かの通報によって、ダン自身も警察の手に落ちることに。
 それから5年。刑期を終えて刑務所を出所したダンは、愛する人のために足を洗うことを決意。だがその前に、かつて自分を陥れた人間を探し出すため、再び盗みの世界へ舞い戻り、最後の大仕事に挑む。
 標的は、“ガイア”の残りの二つのピースである“命の翼”と“魂の泉”。相棒ポーと、新たに加わった紅一点のレッドとともに、数々の最新ガジェットを駆使して、危険過ぎる盗みがいよいよ開始される。
 果たしてダンは、フランスの刑事ピエールの追跡をかわし、宝を手に入れ、裏切り者を探し出すことができるのか?(「KINENOTE」より)


 アンディ・ラウ演じる怪盗ダンが、ジャン・レノ演じる刑事ピエールの追跡をかわしながら伝説の秘宝を強奪する様を描いたクライム・アクション。


 5年前に裏切りに遭い、刑務所に入ることになったダン。

 足を洗うことを考えていたダンであるが、自分をはめた犯人を見つけるため、伝説の秘宝を集めることに挑む。

 
 ダンは、相棒のポー、そして新たに加わったレッドと共に、3つのピースに分かれている秘宝を強奪する。

 セキュリティも厳しく、更に大勢の人がいる場所でどのようにお宝を奪うのか、それが興味深い。
 いかにも怪盗という感じで振舞うダンに、最新機器を駆使するポー。
 そして現場を混乱させるレッド。

 カンヌのオークション会場、そしてプラハの古城から盗み出す展開は見応えあったな。

 そんな中、ピエールはダンの恋人であった女性と共に彼らを追う。

 こういう話では、宝石強奪の様と共に、どのような裏の仕掛けがあるのかというところも気になるところ。

 しかし、アッと驚くような仕掛けはなかったかな。

 ダンを5年前にはめた犯人というのも何となく予測できるものであったな。

 ただ、盗みや事件の裏もさることながら、強盗ながらチームの結束、繋がりというものが気分を爽快にさせてくれるところがある。

 因縁もさることながら、一度は捕まえたピエールから提案を持ちかられるダン。
 その後は、逃げたのか、逃がしたのか、釈放したのか、いったいどうしたのか気になる。

 
 大どんでん返しというものはなかったが、爽快な気分にはさせてくれる話だった。

/5

監督:スティーヴン・フォン
出演:アンディ・ラウ、トニー・ヤン、スー・チー、ジャン・レノ
    エリック・ツァン、チャン・チンチュー、シャー・イー
於:新宿武蔵野館

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