CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-081「シンプル・フェイバー」(アメリカ・カナダ)

2019年04月03日 23時27分19秒 | アメリカ映画
母親業はとても楽しい
 ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのブロガー、ステファニーは、ひょんなことから自分とは対照的にエレガントでミステリアスなママ友、エミリーと親しくなる。
 ある日、ステファニーはエミリーに頼まれ、彼女の息子を学校に迎えに行く。ところがその後、いつまでたってもエミリーは現われず、そのまま行方不明になってしまう。
 ステファニーはブログでも情報を募るが、エミリーの行方は杳として知れず。そんな中、彼女をミシガン州で目撃したという情報が入るのだったが。(「allcinema」より)


 行方不明になったママ友を捜すうちに、隠された闇が明らかになっていくサスペンス・スリラー。

 シングル・マザーで、亡くなった夫の保険金とブログの運営で暮らしているステファニー。

 偶然、人気アパレル会社に勤め、ベストセラー作家の夫と豪邸に住むエミリーというママ友と親しく付き合い始める。

 そのエミリーが急に行方不明となり、ステファニーはブログを使って情報提供を募り、彼女の行方を追い始める。


 エミリーは程なくその行方が明らかにされるが、徐々にその裏に隠されている秘密が明らかになる。

 ステファニーはブログの情報提供だけでなく、自らも行動して調べ始め、ちょっとした素人の探偵行となっている。

 まあ何かしらエミリーの失踪には裏があるのだろうと思うのだが、明らかになっていく事実はオーソドックスなものだったかな。

 エミリーの持つ狂気も垣間見せたりするが。

 行方不明の妻を捜すという展開は、どことなく「ゴーン・ガール」を思い出させ、エミリーの狂気も似た感じが無きにしも非ずであるが、そこまでの衝撃度はなかったかな。

 エミリーの失踪に果たして夫のショーンが関わっているのか。

 真相を追究するステファニーのキャラも相俟って、ちょっとコミカルな雰囲気と、’70年代の探偵モノの雰囲気も見せる作品である。

 そのコミカルな雰囲気の中での真相究明という展開が楽しめる。

 
 今や素人でも簡単に隠しカメラを仕込ませることが出来るんだな。

/5

監督:ポール・フェイグ
出演:アナ・ケンドリック、ブレイク・ライブリー、ヘンリー・ゴールディング
   リンダ・カーデリーニ、ルパート・フレンド、ジーン・スマート、アンドリュー・ラネルズ
於:池袋シネマ・ロサ

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