CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-317「おまえの罪を自白しろ」(日本)

2023年11月27日 00時09分21秒 | 日本映画
誰が私たちの人生を変えたの?
 政治家一族である宇田家の次男・晄司は建築会社を設立したものの倒産し、政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・清治郎の秘書を務めながら煮え切らない日々を過ごしていた。
 そんなある日、宇田家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した「罪」を告白しろというものだった。それは国家を揺るがすほどの罪で、権力に固執する清治郎は口を開こうとしない。
 晄司は家族の命を救うため、罪に隠された真相を暴くべく立ちあがるが。(「作品資料」より)


 政治家の孫娘が誘拐され、身代金ではなく、犯人の要求は、記者会見を開き、政治家としての罪を自白しろ、という前代未聞のもの。

 警察、そして罪の自白を強要される宇田清治郎の次男で秘書をしている晄司は、姪を救うため奔走する。

 ちょうど荒川に掛ける新たな橋の件で疑惑を追及されており、それに隠されていることを明かせば、総理も失職しかねない状況。

 果たして、どんなことを自白するのか。

 晄司は、姪を救うことに没頭するあまり、隠されていたことを話したりして、まだ青いなと思っていたら、この窮地に意外と強かな面を見せたりするのには、驚いたな。

 鑑賞前は、晄司が仕掛けたことなのかなと予測していたが、さすがにそんなに単純ではなかったな。

 果たして、この誘拐事件の顛末はどうなるのか。

 宇多川清治郎は、内閣を護るのか、それとも孫娘を救うため全てを自白するのか。

 最終的には犯人が誰かというのを突き止めようとする展開。

 そして思わぬ犯人が明らかにされ、清治郎によって運命が狂わされた者が明らかになる。

 話の展開は面白く、先行きがどうなるのか気になる話であった。

/5

監督:水田伸生
出演:中島健人、堤真一、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波、浅利陽介、三浦誠己、矢柴俊博、柏原収史、中村歌昇、佐藤恋和、アキラ100%、山崎一、尾美としのり、池田成志、橋本じゅん、春海四方、小林勝也、菅原大吉、升毅、平泉成、尾野真千子、金田明夫、角野卓造
於:TOHOシネマズ池袋

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