CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-316「STORY GAME ストーリー・ゲーム」(アメリカ)

2023年11月26日 22時01分22秒 | アメリカ映画
気にかけてるのは、誰が朝食を作るのかということだけだ
 ハワイへキャンプ旅行にやって来たアート系大学生3人組は、「誰が一番怖い話を語れるか」という賭けをすることに。3人はキャンプファイヤーを囲みながら、ゲームアプリ「ストーリー・ゲーム」の指示に従って順番に怖い話を語っていく。
 グラフィック・アーティストのチカは女子高生のいじめから起きる悲劇を、脚本家のジェームズは通勤電車で魅惑的な女性に心を奪われた会社員の物語を、小説家のニコルは江戸時代を舞台に女中に嫉妬する妻の悲しい末路を話す。
 やがて思わぬ参加者がゲームに加わり、3人はさらなる恐怖に包まれる。(「作品資料」より)


 ハワイにキャンプにやって来たアート系の大学に通う3人の大学生が、夜に開発半ばで頓挫した〝ストーリー・ゲーム〟というアプリを使い、誰が一番面白い話が出来るかを競い合う。

 近くにいたシルヴァという男性を審査員として、チカ、ジェームス、ニコルは話を語り出す。

 それは、日本を舞台にした緑の目が絡む話。

 その話が映像として映し出される。

 日本を舞台にした話であるが、ほとんど英語であったな。

 最初のチカが話すのは、女子高生のいじめから起こる悲劇。

 「キャリー」みたいな話だなと思っていたら、最終的には〝トイレの花子さん〟になっていく。

 彼女らの話は日本の都市伝説や怪談をちょっとアレンジして語るという形で、〝口裂け女〟がその後登場し、最後に至っては、お菊やお岩が登場する話になっている。

 結局話をするだけで終わるのかと思ったら、シルヴァも話をしたいと言い出すが、そこからチカたちは思いも寄らぬ恐怖に遭遇する展開。

 ストーリー・ゲームのアプリはそれ程重要でもなかったかなという印象であったが、日本の都市伝説や怪談をアレンジした話は興味深かった。

 そしてシルヴァの話の顛末はちょっと驚かされたな。

 怖さは弱めのホラーであったが、日本を題材にしたホラーは興味深いものだった。

/5

監督:ジェイソン・K・ラウ
出演:岡野りりか、グリア・グラマー、ネッド・ヴァン・サント、アルベルト・ロゼンデ、アヤカ・ウィルソン、遠海まりこ、ジェイソン・クイン、山本真理、玄理、山村憲之介、地曳豪、樋口隆則、伊藤歩
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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