ハードボイルドな展開になったら連絡する
私立探偵ミケル・タリーニは鋭い洞察力と大胆な行動力で、これまで数々の難事件を解決してきた。そんな彼のもとに、実業家ジョン・アバナシーが絡む失踪事件についての依頼が舞い込む。
タリーニは調査を進めていくなかで、人身売買組織や権力者たちの巨大な陰謀に巻き込まれていく。(「作品資料」より)
探偵が幼児売春が絡む殺人事件を調査する様を描いたクライム・アクション。
冒頭、探偵のミケルがある酒場で起こす顛末が描かれる。
すぐに5年後となり、意外な展開となる。
早々にミケルが襲われてしまう。
それを知って自ら調査をするのは、冒頭の酒場で出会ったキャシーという女性。
あれからミケルとキャシーは探偵として共に働き、ミケルが様々なことをキャシーに教えていったよう。
キャシーはミケルが引き受けるはずであった殺人事件を警察に協力しながら調査を進めていくが、やがて幼児売春が絡んでいることを突き止める。
キャシーの捜査と並行し、ミケルがキャシーの支えになりながら、探偵術を教える様子が描かれる。
そんな中、ミケルを襲ったジェイミーという女性がキャシーの前に現れ、自らが味わったことを話すのだが、キャシーも幼少期に自らの身に起こったことから共鳴するようになる。
邦題の副題にある「復讐捜査線」はキャシーのことなんだろうが、ジェイミーの思いの方が強い感じだったな。
キャシーは幼児売春の黒幕を捕まえようとするが、それより先にジェイミーが復讐を果たしていく。
果たしてキャシーはジェイミーの復讐を止め、黒幕を逮捕することができるのか。
捜査はしているが、ジェイミーの復讐の方が主となっているような感じだったな。
意外とアッサリ逮捕に至ることができたような感じもする。
ジェイミーの復讐の果てとキャシーの捜査がどうなるのかは興味深い展開であった。
/5
監督:ジョン・キーズ
出演:アントニオ・バンデラス、アリス・イヴ、シェリー・ヘニッヒ、オルウェン・フエレ、ポール・リード
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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