CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-139「レプリカズ」(アメリカ)

2019年06月04日 00時19分08秒 | アメリカ映画
刑務所に行く準備をしておけ
 死んだ人間の意識をコンピュータに移す実験が成功へと近づいている神経科学者のウィリアム・フォスター。
 ある日、突然の自動車事故で最愛の妻と3人の子どもたちを失ってしまう。
 悲しみのあまり科学者の倫理をかなぐり捨て、家族の身体をクローン化し、意識を移し替える禁断の研究を強行してしまうのだったが。(「allcinema」より)


 死んだ人間から、その記憶をコンピュータへと移植する研究を行っている神経科学者のウィリアム・フォスター。

 ある日、旅行先で事故に遭い、妻と3人の子供を亡くしてしまう。

 そこでウィリアムが取った行動は、妻たちのクローンを作製し、その記憶を移し変えようとすること。

 研究の手伝いをしているエドの手を借りながら、犯罪とも言える行為を為すウィリアム。

 果たして禁断の行為の行く末はどうなるのか。


 宣伝文句では、暴走天才科学者、ということで、禁断のクローン作製を行ったウィリアムが、クローンとして生まれ変わらせた家族を守るため、無謀ともいえる暴走好意を起こすのかと興味深かった。

 あるいは、クローンである家族に異変が起こり、まるでモンスターのようにでもなるのかとも思ったな。

 時代背景がハッキリとはしなかったが、人間のクローンが意外とあっさり出来てしまう。

 問題は、その記憶を移し変えることであったが、これまでその実験で何度も失敗してきたウィリアムは、あることに気付き、それもクリアしてしまう。

 こうして、一人の娘を除いて、家族を再生させたウィリアム。

 しかし、アッサリ、自分たちがクローンであることを知る妻のモナ。

 そして、その彼女たちを狙う組織が彼らに迫り来る。


 正直もっとドロドロの話になるのかと思ったが、意外とスッキリした話の展開であったな。

 最終的には、クローンである、ウィリアムの家族を狙う組織との対決。

 ハッピー・エンドと言える結末なのだろうが、一番可哀想なのはエドであったな。

/5

監督:ジェフリー・ナックマノフ
出演:キアヌ・リーブス、アリス・イブ、トーマス・ミドルディッチ、ジョン・オーティス
於:TOHOシネマズ新宿

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