CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-143「ブラック・フォン」(アメリカ)

2022年07月11日 00時23分27秒 | アメリカ映画
その電話は子供の頃から壊れている
 コロラド州デンバー北部のとある町で、子どもの連続失踪事件が起きていた。
 気が小さい少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという男に「手品を見せてあげる」と声をかけられ、そのまま誘拐されてしまう。気が付くと地下室に閉じ込められており、そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。すると突然、フィニーの前で断線しているはずの黒電話が鳴り響く。
 一方、行方不明になった兄フィニーを捜す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な夢を見る。(「作品資料」より)


 ある町で子供の連続誘拐事件が発生。
 そして、次の犠牲者となるのはフィニーという少年。

 マジシャンだという男に、黒いバンに押し込まれ誘拐されてしまったフィニーは地下室に閉じ込められる。

 そこには断線した黒電話があったが、突然その電話が鳴り、フィニーが取ると、思いも寄らぬ者の声が聞こえてくる。

 死者からの電話という超常現象的なホラーであるが、その電話がフィニーに恐怖をもたらすわけではない。

 フィニーに恐怖をもたらすのは、グラバーと呼ばれている連続誘拐犯。

 悪魔の面を付け、フィニーに恐怖の言葉を投げかける。

 ちょっとサイコパス的な要素を持つ男。

 更に、フィニーの妹であるグウェンもまた不思議な能力を持っているようで、予知夢のようなものを見る。

 彼女は誘拐されたフィニーを見つけ出そうと、彼に関する夢を見るように神様に願う。

 幾つもの種類の謎、恐怖を混ぜ合わせたホラーになっている。

 もちろん、突然現れる姿に驚かされるというホラーのお約束もあり。

 断線した黒電話からの声に導かれて、何とか脱出、グラバーの手から逃れようとするフィニー。

 果たして、フィニーの運命は。

 幾つもの要素が混ぜ合わされたホラーで、先行きも含めて面白い展開であった。

 ちなみに、確か時代設定が1980年頃で、携帯電話もない時代の話である。

/5

監督:スコット・デリクソン
出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、ジェレミー・デイビス、ジェームズ・ランソン
於:池袋HUMAX CINEMAS

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22-142「マーベラス」(アメ... | トップ | 22-144「エルヴィス」(アメ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事