CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-074「ザ・フェイス」(インド)

2024年03月06日 22時26分26秒 | インド映画

人生で最大の驚きに直面する

 インド、アーンドラ・プラデーシュ州のバイザーグ。

 サティヤは恋人のディープティと結婚を考えていたが、地元のギャングのドンであるヴィール・バーイがディープティに目を付け、彼女をつけまわすように。サティヤとディープティは州都ハイダラーバードに逃れようとするが、ヴィール・バーイと手下たちに襲撃され、2人の乗っていたバスが炎上。ディープティは焼死する。

 顔面に大やけどを負いながらも一命をとりとめたサティヤは、ハイダラーバードで大がかりな整形手術を受け、全く別の顔に生まれ変わる。

 ラームと名を変えた彼は、ヴィール・バーイへの復讐のためバイザーグへと舞い戻る。(「作品資料」より)

 

 整形によって顔を変えた男が復讐に身を投じていく様を描いたサスペンス・アクション。

 「RRR」に出演していたラーム・チャランが主演の2014年製作の作品。

 ギャングのボスに恋人を狙われ、2人でバスで逃げるものの手下に捕まり、刺され、火を放たれてしまうサティヤ。

 しかし、奇跡的に一命を取り留めるものの顔面に大火傷を負ったサティヤは、整形手術を受け、全く別人の顔となる。

 こうして別人となったサティヤは地元に戻ってラームと名乗り、復讐を開始する。

 ボスを含め、4人を標的とするサティヤであるが、ただ激しい展開だけに終わらず、やけにコミカルな展開も織り交ぜていたな。

 もちろん歌と踊りのシーンもてんこ盛りであった。

 一言一言でやけに大袈裟な効果音を響かせるのも、高らかに口上を述べるのもインド映画らしく、面白かった。

 復讐を果たせるのか気になる展開であったが、いやにアッサリした決着だなと思ったら、更なる展開が待っているという二部構成だった。

 アクションも含めて大袈裟と言ってもいい感じであったが、エンターテイメントとして楽しめる一本であった。

/5

監督:ヴァムシー・パイディパッリ

出演:ラーム・チャラン、シュルティ・ハーサン、エイミー・ジャクソン、スッバラージュ、アッル・アルジュン、カージャル・アガルワール、ラーフル・デーブ、ジャヤスダ

於:池袋HUMAX CINEMAS


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