CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-073「悪魔がはらわたでいけにえで私」(日本)

2024年03月06日 00時07分54秒 | 日本映画

つかぬことをお伺いしますが、人間ですか? 

 ハルカ、ナナ、タカノリは、突然連絡が取れなくなったバンドメンバーのソウタの家を訪ねる。

 ソウタの家は窓ガラス一面に新聞紙が貼られており、彼の様子もどこかおかしい。不思議な力に導かれたナナが部屋の奥に貼られている不気味なお札を剥がすと、別の世界への扉が開かれてしまう。

 数カ月後、音楽プロデューサーのコウスケが目を覚ますと、彼は見覚えのないバーの店内に縛られていた。

 近くには見知らぬ男レンが横たわっており、コウスケは必死に彼に呼びかけるが。(「作品資料」より)

 

 ハルカら3人が連絡の取れなくなったソウタの家を訪れる。

 壁一面に新聞紙が貼られた家に入り、ナナが部屋の奥に貼ってあったお札を剥がすと異変が生じる。

 早々に血飛沫満載のスプラッタ映像が繰り広げられる。

 予想通りの作品だなと思ったが、ちょっとコミカルな雰囲気もあった。

 その後、三ヶ月後、一年後と物語が展開していくが、コミカル要素が強くなっていく。

 というか、スプラッタ・コメディだったんだな。

 後半は変わり果てた姿ながら、ハルカ、ナナ、タカノリの陽気なはしゃぎっぷりと、戸惑いながらそれに付き合うコウスケの姿につい笑わせられる。

 いったい話はどこへ行き着くのだろうと思う作品だった。

 おそらく有名ホラー作品のオマージュ・シーンもあったんだろうなとは思うが、ハッキリこれとは判らなかったな。

 ラストはまさかのSFだった。

 予想を覆す内容であったが、観ている分には面白い作品だった。

/5

監督:宇賀那健一

出演:詩歩、野村啓介、平井早紀、板橋春樹、遠藤隆太、三浦健人、石原理衣、白土りょうすけ、荒岡龍星、田中爽一郎、松川遥菜、ロイド・カウフマン

於:シネマート新宿


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