CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-005「勝手にふるえてろ」(日本)

2018年01月04日 00時48分42秒 | 日本映画
あなたの名前を知りません
 24歳のOLヨシカは博物館からアンモナイトを払い下げてもらうほど絶滅した動物が好きなオタク系女子。恋愛経験はゼロで、中学の同級生“イチ”への片思いを10年間も脳内で育て続けていた。
 そんなある日、会社の同期“ニ”から突然告白されたヨシカ。それなりにテンションは上がったものの、元々タイプでないニが相手ではどうしても気持ちが乗っていかないどころか、反対にイチへの想いが募っていく。
 そしてある出来事をきっかけに、もう一度だけでもイチに会いたいと、同級生の名を騙って同窓会を計画するヨシカだったが。(「allcinema」より)


 24歳OL、ヨシカの恋愛模様を描いた作品。

 しかし、よくあるような恋愛ストーリーになってはいない。

 ヨシカは絶滅した動物好きのちょっとオタクな女子。
 中学の頃から10年間、同級生だった〝イチ〟を想っており、ことある毎に中学時代のイチとの思い出をを思い返しては妄想している。

 ちょっとイタい女性であるが、そんなヨシカの言動、そしてリアクションが面白く、惹き込まれるところがあったな。

 イチに片想い中のそんなヨシカであるが、彼女に告白してくる男性が現れ、少なからず喜ぶヨシカ。

 その男を〝二〟と名づけるが、イチへの想いは拭い切れない。

 愛する男か、愛してくれる男かというオーソドックスな話ではあるかな。

 友人は、同僚の月島来留美だけのようであるが、毎日、バスで隣に座るおばちゃんや、コンビニの店員、駅員、カフェの店員や釣りをしているおじさんと話をして、自分の思いをぶちまけている。

 ある意味社交的と思えるが、そこにも悲しい事実があったりする。

 そして、もう一度会いたいと一念発起し、画策するヨシカ。

 そんなヨシカの恋の行方がどうなるのか興味深い展開だったな。

 ヨシカはちょっと変わっているが、女子の気持ちをよく表していたかな。
 付き合うのはちょっと面倒臭いと思わせるところもある女子ではあるが。

 二もそれ程、惹き込まれるキャラとは言い難かったかな。


 ヨシカのキャラが面白くて惹き込まれ、そのヨシカの恋の行方も気になる話だった。

 タイトルは最後台詞として出てくるが、いまいち判りづらかったかな。

/5

監督:大九明子
出演:松岡茉優、渡辺大知、石橋杏奈、北村匠海、古舘寛治
    片桐はいり、趣里、前野朋哉、池田鉄洋、稲川実代子、柳俊太郎
於:シネ・リーブル池袋

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