CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-124「キングダム」(日本)

2019年05月12日 19時05分37秒 | 日本映画
オレは天下の大将軍になる男だ
 紀元前245年、春秋戦国時代の秦。戦災孤児の少年・信と親友の漂は、天下の大将軍になることを夢みて剣術の鍛練に励んでいた。
 そんなある日、漂だけが王宮に召し上げられ、2人は別々の道を歩み始める。しかしその後、致命傷を負った漂が信の前に姿を現わし、地図を信に託して落命する。
 悲しみに暮れる信が地図の示す小屋にたどり着くと、そこには漂と瓜二つの男が静かに佇んでいた。男はクーデターを起こした弟・成キョウによって玉座を追われた秦の若き王・エイ政だった。漂がエイ政の身代わりで命を落としたことを知り、一度は激高した信だったが、エイ政の中華統一に懸ける信念と漂から託された遺志を受け止め、エイ政と行動を共にすることを決意する。
 こうして王宮奪還への過酷な戦いに身を投じていく信だったが。(「allcinema」より)


 人気コミックを実写映画化した作品。

 原作は読み始めたものの途中で挫折したが、今でも単行本の発売が続いている作品。

 本作は、その序盤の展開を描いた話で、原作でも何とかそこまでは読めたところだな。

 
 奴隷の身でありながら、剣をもってして天下の大将軍となることを夢見る、信と漂。

 ある日、漂は王宮に召し上げられるが、その後その漂が大怪我をして、信の元へ訪れ絶命。

 漂に託された指示に従った信は、漂と瓜二つの、秦の王、嬴政と出会い、クーデターを起こした弟、成蟜を倒し、王宮を奪還する戦いに身を投じていくことになる。

 
 原作のある作品ではあるが、この実写化は実写化としてキャラも含めて楽しめる作品ではあった。

 キャラをどうこう言うよりも、話自体がやっぱり面白かったな。

 奴隷の身分から、同じ志を持ちながら、半ばで倒れてしまった仲間の想いを背負いながら、夢見た大将軍への道を駆け上がろうとする話。

 もちろん本作はその序の口で、秦の王家の争いで戦いに始めて身を投じるというもの。

 自我流で剣を磨いていた信が、初めて命を賭した戦いに挑む。

 なかなかアクションは、ワイヤーなどを使った激しいもので見応えはあったな。

 中国を舞台とした作品ということで、しっかり中国でロケをしたらしく、壮大なる風景も見ものだったな。

 キャラは気にならないと言ったが、六大将軍の一人、王騎を演じていた大沢たかお。
 こちらは完全に原作のキャラそのままの話しぶりを意識しているようだった。

 王宮奪還の話と信が駆け上る最初となった戦いが描かれた本作。
 面白い作品であった。

 原作はまだ続いているので、続編も考えられるかな。

/5

監督:佐藤信介
出演:山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介
   阿部進之介、深水元基、六平直政、高嶋政宏、要潤
   橋本じゅん、坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかお
於:新宿ピカデリー

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