CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-352「GODZILLA 怪獣惑星」(日本)

2017年12月17日 17時10分38秒 | 日本映画
また会えたな、破壊王
 20世紀末、地球に巨大生物“怪獣”が次々と現われる。やがてその怪獣をも駆逐する“ゴジラ”が出現し、自らの存亡を懸けた戦いに敗れた人類は、地球外惑星への移民計画を実行に移す。
 こうして2048年、恒星間移民船“アラトラム号”が“くじら座タウ星e”へと旅立った。しかし20年後、ようやく辿り着いたタウ星eは、人間が生存可能な惑星ではなかった。
 そんな中、4歳の時に両親をゴジラに殺されて以来、ゴジラへの復讐心を燃やし続ける青年ハルオ・サカキ。彼の執念が実り、移民船は危険な長距離亜空間航行を決断し、地球へと舵を切るのだった。
 しかし帰還した地球はすでに2万年の歳月が経過していた。もはやその惑星は、ゴジラを頂点とした未知の生態系へと変貌してしまっていたのだったが。(「allcinema」より)


 2016年には「シン・ゴジラ」が大ヒットし、ハリウッドでは「キングコング 髑髏島の巨神」のキングコングと闘うことが予定されている、日本生まれの大怪獣ゴジラ。

 そのゴジラを初アニメ化した作品。

 本作公開時くらいに、5月にもアニメ版が公開されることが宣伝され、これはシリーズものなのかなと思ったら、正にその通りだったな。

 
 怪獣の襲来、そしてゴジラによる破壊で地球を追われる身となった人類が、再び地球に戻ってきて、ゴジラと戦うというストーリー。

 移民船で宇宙をさ迷っていた人類は、反逆罪で捕らえられていたハルオ・サカキ大尉が立案した対ゴジラ戦術を基に、地球へ戻り、再び地球を取り戻す戦いに挑む。

 人類が宇宙をさ迷っていた時間は20年。しかし、地球では2万年が経過している。

 すっかり様子も、生態系も変わっている地球で、ゴジラはいまだ存在し、そのゴジラを倒すための戦いが繰り広げられる。

 指揮官の殉職により、代わって指揮を執ることとなったハルオの下、ゴジラとの死闘が繰り広げられ、それがクライマックスになると共に、見応えのある戦闘シーンとなっていたな。

 アニメで描かれたゴジラの風貌は、圧倒感あるものだったが、王者の風格か、動き自体はそれ程多くなかったな。

 手を一振りで攻撃機を撃破し、熱線によってあっという間に周囲を焼き尽くすという無敵感も充分だったが。

 果たしてそんなゴジラをハルオたちは倒すことができるのか。

 戦いの後に思わぬ出来事が待っているという展開。

 そして次作へ続いていく。


 ゴジラの圧倒的なスケールが表現され、そのゴジラとの戦闘シーンに惹き込まれる作品だった。

/5

監督:静野孔文、瀬下寛之
声の出演:宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴
       諏訪部順一、小野大輔、三宅健太、堀内賢雄、中井和哉、山路和弘
於:池袋HUMAX CINEMAS

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