CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-351「斉木楠雄のΨ難」(日本)

2017年12月16日 21時59分42秒 | 日本映画
そんなにおっふが欲しいのか
 生まれながらにしてテレパシーやサイコキネシス、テレポートはじめあらゆる超能力を自在に操る高校生、斉木楠雄。そんな彼が何よりも願っていることは、普通に暮らしたい、ということ。
 しかし、彼の周りには、学園のアイドルを自認し、上から目線で斉木に言い寄る勘違い美少女・照橋心美、バカすぎて斉木が唯一心を読めない燃堂力、筋金入りの中二病患者・海藤瞬はじめ変わり者ばかりが集まり、ことあるごとに斉木の平穏な日常を踏みにじっていく。
 そんな中、毎年恒例の文化祭を迎え、無事に終わらせようと奮闘する斉木に、案の定次々と災難が降りかかるのだったが。(「allcinema」より)


 生まれながらに超能力を持つ高校生の斉木楠雄が、学園祭を平穏に終わらせようと奮闘する学園コメディ。

 こちらも人気コミックを実写映画化した作品だが、原作は知らず。

 
 チラシなどを見ていると、個性的なキャラの人物がたくさん出てくるようで、皆が何かしら超能力を持っているのかと思ったが、そうでもなかったな。

 しかし、キャラ的には主人公となる、山﨑賢人演じる斉木よりも目立った存在だったな。

 そんなキャラたちが引き起こす騒動を何とか超能力を使って何事も無かったように治めようとする斉木楠雄。

 
 斉木は常にクールな振る舞いで、ほとんど表情を変えずに行動するが、他のキャラは感情を思い切り前面に押し出し、かなり吹っ飛んだ言動を見せる。

 おまけに橋本環奈演じる照橋心美や、賀来賢人演じる窪谷須亜蓮などは顔面変化の演技で吹っ飛んでいたな。

 そんな彼らのハイテンションな言動や思っていることを、心が読める斉木が心の中でクールに突っ込み、その度笑わせてくれる。

 正直物語自体は、ハイテンションなキャラたちが引き起こす騒動を、斉木が超能力を使って治めるというだけ。
 最後は地球滅亡の危機に直面したりするが、そんなに特筆するような展開ではなかったな。

 吹っ飛びキャラと、斉木の突っ込みで笑わせてくれる作品であった。

 問題だらけの学園祭の1日を描いていたが、その解決法は究極の夢オチみたいなものだったな。

/5

監督:福田雄一
出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸
    賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一
於:池袋HUMAX CINEMAS

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 17-350「スーサイド・ライブ... | トップ | 17-352「GODZILLA ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事