CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-151「トジコメ」(アメリカ)

2022年07月18日 11時18分13秒 | アメリカ映画
どうして中に入ってるの?
 シングルマザーのジェシカは愛する子どもたちと新生活を始めようとした矢先、怒った元恋人ロブにより家の貯蔵庫に閉じ込められてしまう。
 ロブが連れて来た友人サミーは小児性犯罪者で、ジェシカは子どもたちを守るべく必死で密室からの脱出を図るが。(「作品資料」より)

 
 貯蔵室に閉じ込められてしまった母親が、小児性愛者から娘たちを護るため奮闘するシチュエーション・スリラー。

 シングルマザーのジェシカが閉じ込められたのは、祖母が遺した家の貯蔵室。

 この部屋、扉が閉まると、中からは開けられない仕組みになってるんだな。
 外からは開けられないというのはよくあると思うが、中から開けられないというのは珍しいような気もする。

 元夫の悪意によって貯蔵室に閉じ込められるジェシカ。
 外には3歳くらいの幼い娘と赤ん坊だけ。

 なかなか外には出られない状況の中で、元夫の友人のサミーがやって来るが、彼は小児性愛者。

 閉じ込められながらも、何とか策を弄して娘たちを護ろうとするジェシカ。

 ほとんど閉じ込められているジェシカの映像ばかりなので、外の様子は声と音だけで状況を測るような展開。

 果たして、ジェシカはどのような手段で貯蔵室から脱出するのか、そして娘たちを護れるのか。

 ジェシカはかつてクスリに手を染めていたが、治療などを受け、今は克服している。

 元夫、そしてサミーはいまだにクスリに手を出しており、それを餌に何とか娘たちへ手を出すのを止めさせている。
 更に、思い切った凶行も。

 実際、必ずしも貯蔵室から脱出出来ても簡単には危険は終わらないという展開。

 思わぬ状況に陥れられたジェシカの機転と執念が興味深いシチュエーション・スリラーであった。

/5

監督:D・J・カルーソー
出演:レイニー・クアリー、ジェイク・ホロウィッツ、ヴィンセント・ギャロ
於:新宿シネマカリテ

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