バカだけどクズじゃない
かつて「狛江の狂犬」と恐れられた伝説の不良・井口達也。少年院から出所した彼は、地元から離れた西千葉の叔父夫妻のもとに身を寄せ、焼肉店「三塁」で働きながら更生を目指すことに。
しかし出所初日に、暴走族「斬人」の副総長・安倍要とケンカをしてしまう。少年院に戻りたくない達也と、達也に負けたことを周囲に知られたくない要は、このケンカを秘密にすることを誓い、交流を深めていく。
そしてこの出会いをきっかけに、達也の波乱に満ちた更生生活が幕を開ける。(「作品資料」より)
「ドロップ」等の品川ヒロシ監督の最新作。
「ドロップ」にも登場していた井口達也の青年時代を描いた青春不良ストーリー。
少年院から退所した達也は、今度問題を起こしたらOUTになる。
OUTが何を指しているのかよく判らなかったが、ヤバいことなんだろう。
そんな達也は叔父夫婦が経営する焼肉屋で働くことになる。
しかし、ひょんなことから暴走族〝斬人〟のメンバーと知り合いになり、やがてその抗争に巻き込まれることになる。
少年院退所してその目の前で喧嘩して、そのまま少年院に舞い戻るなど、バカな面を見せる達也。
何とか堪えながら日々を過ごそうとする達也であるが、斬人が半グレ集団〝爆羅漢〟から狙われることになり、メンバーではないが、メンバーと交流していた達也も狙われることになる。
果たして、達也と斬人のメンバーは爆羅漢に対し、どのように対処するのか。
ストーリーとしては、不良映画でよくある展開だったかな。
すぐに喧嘩していた達也も少しは大切なことを知っていく。
斬人とのメンバーとも絆が出来ていく。
やっぱりクライマックスは喧嘩シーンでスッキリさせるが、その顛末もスッキリする感じだったな。
達也を演じた倉悠貴は「禁じられた遊び」などに出ていて知っていたが、斬人のメンバーはほとんど知らない出演者だったな。
でも、なかなか格好良いメンバーが揃っていたな。
/5
監督:品川ヒロシ
出演:倉悠貴、醍醐虎太朗、与田祐希、水上恒司、與那城奨、大平祥生、金城碧海、小柳心、久遠親、山崎竜太郎、宮澤佑、長田拓郎、仲野温、じろう、大悟、庄司智春、渡辺満里奈、杉本哲太
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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