CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-330「OUT」(日本)

2023年12月10日 23時12分29秒 | 日本映画

バカだけどクズじゃない

 かつて「狛江の狂犬」と恐れられた伝説の不良・井口達也。少年院から出所した彼は、地元から離れた西千葉の叔父夫妻のもとに身を寄せ、焼肉店「三塁」で働きながら更生を目指すことに。

 しかし出所初日に、暴走族「斬人」の副総長・安倍要とケンカをしてしまう。少年院に戻りたくない達也と、達也に負けたことを周囲に知られたくない要は、このケンカを秘密にすることを誓い、交流を深めていく。

 そしてこの出会いをきっかけに、達也の波乱に満ちた更生生活が幕を開ける。(「作品資料」より)

 

 「ドロップ」等の品川ヒロシ監督の最新作。

 「ドロップ」にも登場していた井口達也の青年時代を描いた青春不良ストーリー。

 少年院から退所した達也は、今度問題を起こしたらOUTになる。

 OUTが何を指しているのかよく判らなかったが、ヤバいことなんだろう。

 そんな達也は叔父夫婦が経営する焼肉屋で働くことになる。

 しかし、ひょんなことから暴走族〝斬人〟のメンバーと知り合いになり、やがてその抗争に巻き込まれることになる。

 少年院退所してその目の前で喧嘩して、そのまま少年院に舞い戻るなど、バカな面を見せる達也。

 何とか堪えながら日々を過ごそうとする達也であるが、斬人が半グレ集団〝爆羅漢〟から狙われることになり、メンバーではないが、メンバーと交流していた達也も狙われることになる。

 果たして、達也と斬人のメンバーは爆羅漢に対し、どのように対処するのか。

 ストーリーとしては、不良映画でよくある展開だったかな。

 すぐに喧嘩していた達也も少しは大切なことを知っていく。

 斬人とのメンバーとも絆が出来ていく。

 やっぱりクライマックスは喧嘩シーンでスッキリさせるが、その顛末もスッキリする感じだったな。

 達也を演じた倉悠貴は「禁じられた遊び」などに出ていて知っていたが、斬人のメンバーはほとんど知らない出演者だったな。

 でも、なかなか格好良いメンバーが揃っていたな。

/5

監督:品川ヒロシ

出演:倉悠貴、醍醐虎太朗、与田祐希、水上恒司、與那城奨、大平祥生、金城碧海、小柳心、久遠親、山崎竜太郎、宮澤佑、長田拓郎、仲野温、じろう、大悟、庄司智春、渡辺満里奈、杉本哲太

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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