CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-297「オカルト地蔵」(日本)

2023年11月09日 00時42分19秒 | 日本映画
イケメンと付きあわせてください
 映画プロデューサーの唐澤一路、UMA・オカルト研究家の中沢健が仲間を引き連れ、お寺でお祓いを受ける。
 小道具として借りてきた「お地蔵様」を使ってホラー映画を作ろうと思っている一同は、お地蔵様を使ってホラー映画を作っていいのか、そのためにお地蔵様を呪物にしてもいいのか、罰はあたらないかといったことをお寺のお坊さんに相談するが、問題ないというお墨付きを得る。
 こうしてお地蔵様を呪物にするための映画制作が始まるが。(「作品資料」より)


 かつて何かの映画で使用した作り物の地蔵を使い、映画を製作しようとするスタッフ。

 妙泉寺でお祓いを受けるシーンから始まる。

 地蔵を使うことには問題ないと言われたスタッフは、こんどは映画を製作する過程において、地蔵を呪物にしようと考える。

 作品は、「愛する彼女を助けたいんだ」「コードネーム:オカルト」という2本のドラマと3本の怪談、そしてトークで構成される。

 トークは、小道具の地蔵を呪物にしようと考えることについて、そして呪物というものについて語られる。

 怪談は、必ずしも地蔵にまつわるものではなかったな。

 ドラマは一応地蔵が出てくる設定ではある。

 地蔵だけではなく、宇宙人の登場、更にちょっとスプラッタなシーンなども織り交ぜている。

 しかし、小道具の地蔵が呪物となったのかは不明。

 ラストに「除霊の儀」という映像もある。

 個人的には、地蔵にまつわる話がもっとあるものだと思っていた。

 地蔵が何故出来たのか、そしてそれにまつわる怖い話など。

 怪談としては、怖いというより面白いものが多かったし、ドラマもそれなりに面白かった。

 様々なものが混ぜ合わされ、興味深いオカルト・ホラーであった。

 /5

監督:夏目大一朗、杉本末男
出演:水野ふえ、吉志柚香、住倉カオス、唐澤一路、ナナエ、中沢健、黒田勇樹、菅原ブリタニー、やぶさきえみ、ささやまくみこ、チビル松村、比嘉光太郎、三田村龍伸、田中俊行
於:池袋HUMAX CINEMAS



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