ただ落ちるだけ
ロサンゼルス近郊の古アパートに引越してきたリーヴァイは、中庭で隣人のジョンと出会い意気投合する。
ある日2人は、リーヴァイの部屋に置かれていた結晶体が妖しい光を湛えながら浮遊する奇妙な現象を目撃する。彼らは恐れおののきながらも、この現象を証明するドキュメンタリー映画を制作して一獲千金を狙うことに。
やがて2人はロサンゼルス各所で手がかりを発見するが、次々と不可解な出来事に見舞われていく。(「作品資料」より)
あるアパートに引っ越してきたリーヴァイは隣人のジョンと知り合いになる。
ジョンがリーヴァイの部屋を訪れていた時、部屋に置いてあった結晶体が浮かび上がり、不思議な光を発するのを目にする。
2人はその現象を映像として記録し、映画として売り込もうと考える。
リーヴァイたちが超常現象を記録していく様子が描かれる。
彼らが記録した映像が流れるわけではないので、モキュメンタリーではない。
識者、関係者のインタビュー映像が流され、実際その映像は出来上がったのかなとは思う。
それが売れたのかは定かではないが。
起こっている現象はそれっぽいというものではなく、明らかに現実を越えたようなもの。
そして、ジョンはその現象によって導かれるものを調べ始める。
突然ラジオが鳴り出したり、結晶体が発する光の形が街中で目にするもので、やがてロサンゼルスの街を形作ったものだと突き止める。
超常現象を目の当たりにして、色々なものの繋がりを知るようになったリーヴァイとジョンにしか気付かないものもあったりするようになる。
2人がちょっと秘密を抱えているというところにも怪しさが溢れてはいたが。
調べていくうちに、色々なことに行き当たるが、果たして本当の真実とは。
インタビューでは、これはフェイクで、2人が撮り直しをしていることが指摘されたりしている。
果たして2人の調査の結果はどうなるのか。
現実かフェイクかを見極める話ではないかな。
単純に超常現象とそれが導きだすものが興味深いSFファンタジーであった。
/5
監督:ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッド
出演:ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッド
於:新宿武蔵野館
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