CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-120「オールド」(アメリカ)

2021年12月14日 22時53分04秒 | アメリカ映画
少し太っただけ
 人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためやってきた複数の家族。それぞれが楽しいひと時を過ごしていたが、そのうちのひとりの母親が、姿が見えなくなった息子を探しはじめた。
 ビーチにいるほかの家族にも、息子の行方を尋ねる母親。そんな彼女の前に、「僕はここにいるよ」と息子が姿を現す。しかし、6歳の少年だった息子は、少し目を離したすきに青年へと急成長していた。
 やがて彼らは、それぞれが急速に年老いていくことに気づく。ビーチにいた人々はすぐにその場を離れようとするが、なぜか意識を失ってしまうなど脱出することができず。(「作品資料」より) 

 
 「シックス・センス」で衝撃的デビューを飾ったM.ナイト・シャマラン監督の最新作。

 バカンスで訪れたビーチで過ごしていると、急速に自分たちが年を取っていくことを知った数組の家族が恐慌をきたし、脱出しようと奮闘する姿を描いたサスペンス・スリラー。

 設定と話の展開自体は面白いものがある。

 子供たちは急速に成長し、少年少女から青年、女性へと変わっていく。

 そして大人たちは自分たちが年老いていくことを悟る。

 何故にそのビーチではそのようなことが起こるのか。

 彼らをビーチに誘ったホテルの関係者が何かを知っているということは予想できるのだが。

 携帯電話も繋がらず、岩場を抜けて脱出しようとすると、意識を失ってビーチに戻ってしまう。

 彼らの身に起こる脅威、急にボケてきたような言動をしたり、目が見えづらくなったり、耳が聞こえづらくなったりする。

 そのあたりの展開は、彼らの恐慌ぶりもあって緊迫感があった。

 このまま決着らしい決着もないまま、また終わるのかなと思ったが、本作は一応決着、解決らしきものがあったな。

 しかし、謎は謎のままだったような感じ。
 ただ、その利用に関しては、倫理に反しているとはいえ、有効でもあるのかなと思ってしまったな。

 相変わらず、シャマラン監督は目立つほどに、よく出ていたな。

/5

監督:M.ナイト・シャマラン
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、トーマシン・マッケンジー、ヴィッキー・クリープス
   アレックス・ウルフ、ルーファス・シーウェル、ケン・レオン、アビー・リー
於:TOHOシネマズ池袋 

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