CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-129「キャッシュトラック」(アメリカ・イギリス)

2021年12月27日 22時18分12秒 | アメリカ映画
肝臓と肺と膵臓、心臓だ
 ロスにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受け、厳しい試験をくぐり抜けた警備員たちが現金輸送車=キャッシュトラックを運転していた。
 そこに新人のパトリック・ヒル、通称“H”が警備員として採用された。採用試験の成績はギリギリ合格というレべルだったHだが、ある時、トラックを襲った強盗を驚くほど高い戦闘スキルで阻止し、周囲を驚かせる。そして、彼の乗るトラックがふたたび強盗に襲われると、Hの顔を見た犯人たちはなぜか金も奪わずに逃げてしまう。
 周囲がHの正体に疑心を抱く中、全米で最も現金が動くブラック・フライデーにフォルティコ・セキュリティ社に集まる1億8000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた。(「作品資料」より)


 ジェイソン・ステイサムが「リボルバー」以来16年ぶりにガイ・リッチー監督作の主演を務めるクライム・アクション。

 当時のガイ・リッチーは、もう終わった、と言う人もいたが。

 Hと呼ばれるパトリック・ヒルが、警備会社に勤務することとなるが、何か目的がある様子。

 ある時、Hが乗る現金輸送車が強盗に遭うが、驚くべき戦闘スキルと非情さで犯人たちを射殺する。

 そして、Hの正体と、警備会社で働く目的が明らかとなる。

 働き始めた時は周囲から揶揄われたりするHであるが、強盗犯を撃退する様にはスッキリさせられる。

 何かしら目的があって警備会社に就職したのだろうということは判り、その目的のために非情な行動に出たりする。

 冒頭で輸送車襲撃のシーンが描かれるが、その襲撃にHも関りがあるよう。

 復讐心があることが判明し、やがてそんな目的を達することが出来るのかが興味深くなってくる。

 笑みを見せず、ただクールにことに対峙するHが興味深い。

 時間を前後させ、Hの行動、そして犯人たちの行動を見せていくパターンも興味深い。

 まだガイ・リッチーは終わっていないんじゃないかな。

/5

監督:ガイ・リッチー
出演:ジェイソン・ステイサム、スコット・イーストウッド、ホルト・マッキャラニー
   ジェフリー・ドノヴァン、ジョシュ・ハートネット、エディ・マーサン
於:グランドシネマサンシャイン池袋

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