CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-145「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(アメリカ)

2019年06月16日 21時34分32秒 | アメリカ映画
世界は怪獣たちのもの
 ゴジラが巨大生物ムートーと死闘を繰り広げ、サンフランシスコに壊滅的な被害をもたらしてから5年。その戦いに巻き込まれ、夫マークと破局を迎えた科学者のエマは、特務機関モナークで怪獣とコミュニケーションがとれる装置の開発に当たっていた。
 そんなある日、エマと娘のマディソンが、装置を狙う環境テロリストのジョナ一味によってさらわれてしまう。
 事態を重く見たモナークの芹沢博士とグレアム博士は、マークにも協力を仰ぎ、ジョナたちの行方を追うのだったが。(「allcinema」より)


 ハリウッド版、「GODZILLA ゴジラ」の続編。

 しかし、世界観としては同一であるらしい「キングコング 髑髏島の巨神」からのシリーズ続編ということでもあるらしい。

 前作で登場した巨大生物ゴジラとムートーに続き、全世界で様々な巨大生物が現れ、特務機関モナークがその隔離と保護を行っている。

 環境テロリストの一味が、モナーク職員のエマとその娘、マディソンを拉致し、巨大生物たちを解き放つ。

 彼らが解き放つ巨大生物は、キングギドラやモスラ、ラドンなどお馴染みの怪獣たち。

 前作のムートーがよく判らない怪獣だったので、本作はそれら馴染みの怪獣たちの登場で、テンションも上がっていく。

 
 エマの夫、マークはエマとマディソンを見つけるため、モナークの芹沢博士たちに協力し、二人とテロリストの行方を追い、巨大生物たちの襲撃を食い止めようと奮闘する。

 そんな中、ゴジラも目覚め、復活したキングギドラを倒すために動き出す。

 巨大生物を復活させる裏には、ある目的が隠されていたのだが、それが地球を殺そうとしている人類を淘汰するというもの。

 これは必ずしも本作で掲げられた話でもないのだが、これだけ人類が地球を破壊しているというのは深刻なものなのか。

 
 やはり怪獣の出現、怪獣同士のバトルに惹き込まれる作品。

 面白いのは、モスラの登場時には「モスラの唄」らしきものが流れるし、ちゃんと双子が関わってもいる。

 ゴジラ登場シーンでは、オリジナルのテーマも多少流れる。

 エンディングは二曲ともしっかり流れていたな。

 知っている怪獣たちが登場してくることに興奮を感じたし、そのバトルも見応え充分。

 多少の人間ドラマも加えて、面白い一本だった。


 エンドロール後にも映像はあったが、これはどの作品に繋がるものなんだろうな。

/5

監督:マイケル・ドハティ
出演:カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン
   サリー・ホーキンス、渡辺謙、チャン・ツィー、ブラッドリー・ウィットフォード
   チャールズ・ダンス、トーマス・ミドルディッチ、デヴィッド・ストラザーン
於:新宿ピカデリー

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