CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-144「神と共に 第一章:罪と罰」(韓国)

2019年06月16日 09時30分38秒 | 韓国映画
怨霊となって冥界を荒らしている
 火災現場で勇敢にも少女を救い出す一方、自らは殉職してしまった消防士のジャホン。
 まだ自分が死んだことすら理解できていない彼の前に、冥界からの使者カンニム、ヘウォンメク、ドクチュンが現われ、“人は亡者になると49日間のうちに7つの地獄で裁判を受けなくてはならない”というルールを説明する。その裁判すべてで無罪となった者だけが、現世に生まれ変わることができるという。そして3使者はそんなジャホンの地獄巡りに帯同し、彼の弁護と警護を務めるというのだった。
 やがて正義感にあふれた実直なジャホンの意外な過去が次々と明らかになる一方、下界にも飛び火した壮絶なバルトに巻き込まれてしまうジャホンだったが。(「allcinema」より)


 殉職してしまった消防士のジャホンが、3人の使者と共に冥界を巡り、7つの裁判を受ける様を描く。

 地獄で行われる7つの裁判で全て無罪となれば、生まれ変われるという。

 更に弁護を行った使者たちは、1000年で49人を生まれ変わらせれば、自分たちもまた生まれ変われるという。

 ジャホンは48人目になる可能性が高い貴人扱い。

 そんな彼らの地獄の裁判巡りと現世での因縁を、激しいアクションとCGを駆使した映像で繰り広げるファンタジー・アクション。


 地獄の裁判を巡り、クリアしていく。
 更に途中では怨霊や魑魅魍魎が彼らの行く手を妨げるように現れ、それを打ち倒していく。

 何となくロールプレイング・ゲームのような雰囲気。

 生前尊い行いをしてきたということで、貴人とされていたジャホンであるが、地獄の裁判では次々とジャホンの思わぬ過去が明らかになり、窮地に陥る。

 更にジャホンが地獄を巡っている最中、現世では彼に因縁のある人物が死んで怨霊となってしまい、その行動が冥界での裁判に影響を与える。

 使者の1人、カンニムは現世へと赴き、その怨霊を退治しようとすると共に、現世で起こった出来事に興味を抱き、関与までしてしまう。

 地獄と現世で繰り広げられる裁判とバトルの行方。


 登場するキャラが、結構コミカルなところも多く、地獄の裁判巡りの割には、その展開はコミカルな雰囲気も多々。

 そんな中で、激しいアクションを繰り広げ、更にミステリー要素も絡め、エンターテインメントとして充分楽しめる一本。


 本作は「第一章」であり、「第二章」も公開予定されているので、ジャホンの地獄の裁判巡りは本作だけでは完結しないのかなと思っていたが、ちゃんと完結したな。

 「第二章」はまた新たな展開のようである。

/5

監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ、チャ・テヒョン、チュ・ジフン
   キム・ヒャンギ、イ・ジョンジェ、D.O.、キム・ドンウク
於:新宿ピカデリー

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