CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-003「カッターヘッド 真夜中の切断魔」(アメリカ)

2019年01月04日 00時22分04秒 | アメリカ映画
闇は影ではない、闇は僕だ
 幼い二人の娘マディとケイラを乗せて、湖畔の別荘へと車を走らせるローラ。夫のショーンは、急な仕事が入り、遅れて来る予定だった。
 到着後、ローラは付近の警備をしているオーウェンから、別荘の前の持ち主の話を聞かされる。その一家の幼い息子が失踪し、残された家族は悲しみに暮れ引っ越したという。
 ジョンという名のその息子は、結局行方不明のままらしい。不憫に思いながらも、ローラは気を取り直して別荘の片づけを始めるのだった。
 日も落ちた頃、突然マディが腹痛を訴え嘔吐。彼女が吐き出した紙屑には“HELLO”と書かれてあった。
 その時、玄関をノックする音が聞こえる。(「KINENOTE」より)


 湖畔の別荘を訪れた母娘に襲い掛かる恐怖を描いたバイオレンス・ホラー。

 邦題だと頭を切断しまくる殺人鬼が出てくるような話に思えたが、実際頭を切断するようなシーンは無かったな。


 湖畔の別荘にやって来たローラと幼い娘姉妹、マディとケイラが何者かに襲われる恐怖の一夜を描いている。

 別荘の中で何者かにどんどん追い詰められる恐怖は、果たして襲い来る者が何者で、目的は何なのか。
 最初は興味深かったが、結局目的が今ひとつ判らなかったな。

 ローラたちが別荘にやって来た時、警備をしているオーウェンという男から、かつての別荘の持ち主の幼い息子、ジョンが失踪した話を聞かされる。

 襲い来る者がジョンなんだろうな、あるいはジョンを騙ってオーウェンが襲ってるのかと想像させられる。

 湖畔の別荘を舞台に、ホッケーマスクを被り、斧を持って襲い来る殺人者というのは正に「13日の金曜日」を思い出させる設定である。

 それにしても、犯人の目的が判らなかったし、そもそもジョンが行方不明になった理由も判らなかった。

 そして犠牲になった人を見ると、ちょっと倫理観を気にしたような感じも受けたな。

 かなり物足りなさを感じるホラーであった。

/5

監督:クイン・ラシャー
出演:イヴォンヌ・ストラホフスキー、ジャスティン・ブルーニング、ジュリアン・ベイリー
   アビゲイル・ピニョフスキ、アンナ・ピニョフスキ、クイン・ラシャー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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