CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-004「くるみ割り人形と秘密の王国」(アメリカ)

2019年01月05日 00時40分12秒 | アメリカ映画
寂しいと忘れない
 愛する母を亡くし悲しみに暮れる少女クララは、クリスマス・プレゼントに母が遺した卵型の箱を受け取る。そこには“あなたに必要なものはすべてこの中にある”との母からのメッセージが添えられていた。しかしクララにはその箱を開けることができなかった。
 そんな中、家族とともに名付け親のドロッセルマイヤーが開催するクリスマス・パーティに参加したクララ。ドロッセルマイヤーからのプレゼントを探すうち、いつのまにか不思議な世界へと迷い込んでしまう。
 そこは亡き母が創り上げた“秘密の王国”で、プリンセスとして迎えられたクララは、危機に直面した王国を救ってほしいと頼まれてしまうのだったが。(「allcinema」より)


 チャイコフスキー作曲の組曲を基に、ディズニーが実写映画化したアドベンチャー・ファンタジー。

 母親を亡くしたことで心を閉ざしてしまった少女、クララがクリスマス・イヴに迷い込んでしまった秘密の王国で冒険を繰り広げ、やがて大切なものを得るというストーリー。

 いかにもディズニーらしい映像美で繰り広げるファンタジーである。

 クララが迷い込んだ場所は、かつて母親もやって来て、女王として讃えられている王国。

 そこでクララはプリンセスとして迎えられるが、王国は分裂の危機に瀕しており、クララは国民たちに頼まれ、窮地を救うために立ち上がる。


 王国の危機を救うことで心をひとつ成長させるクララ。

 王国での展開は、ディズニーらしいキャラクターの登場やCGを駆使した映像で楽しませてくれるが、展開としてはオーソドックスだったかな。

 一流バレエ・ダンサーも出演し、その演技を見せてくれるところは、簡単ながらバレエも楽しめる部分も作っているよう。

 それにしても、クララには姉と弟がおり、同じような境遇であるが、クララだけが特別視されている感じが、満足感を薄めているような気もするな。

 タイトル・メインとなるくるみ割り人形は、キャプテン・フィリップのことになるのかな。
 あまり活かされている風ではなかったかな。

/5

監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン
出演:キーラ・ナイトレイ、マッケンジー・フォイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン
   エウヘニオ・デルベス、マシュー・マクファディン、リチャード・E・グラント
   ジェイデン・フォウォラ=ナイト、ミスティ・コープランド、セルゲイ・ポルーニン
於:TOHOシネマズ新宿

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-003「カッターヘッド 真... | トップ | 19-005「アイ・フィール・プ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事