CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-283「チケット・トゥ・パラダイス」(アメリカ)

2022年12月24日 10時50分49秒 | アメリカ映画
楽しみを先延ばしにするの?
 元夫婦のデヴィッドとジョージアは20年前に離婚して以来、必要に迫られて会うことがあっても、いつもいがみ合ってばかりいた。そんな2人の愛娘リリーがロースクールを卒業し、旅行でバリ島へ向かい、数日後に「現地の彼と結婚する」という連絡が入る。
 弁護士になる夢を捨てて会ったばかりの男と結婚するなどあってはならないと、自分たちと同じ過ちを繰り返してほしくないデヴィッドとジョージアは、現地へ赴き、娘の結婚阻止に向けて協力することになる。(「作品資料」より)


 離婚しても顔を合せれば、いがみ合ってばかりのデヴィッドとジョージア。

 そんな二人の娘、リリーが卒業旅行のために訪れたバリ島で出会った男、グデと恋に落ち、結婚するという。

 リリーの報せに、早すぎる結婚を阻止しようとデヴィッドとジョージアは結託してバリ島へやって来る。

 そんな二人の奮闘をコミカルに描いたロマンティック・コメディ。

 デヴィッドとジョージアの元夫婦を演じたのは、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ。

 今流行りの、世代である俳優二人の共演ということでも興味深い作品。

 自分たちも早すぎる結婚で失敗し、リリーに自分たちと同じ過ちはしてほしくないと考えている二人。

 結婚式が近づく中、あの手この手で結婚を諦めさせようとするが、リリーの気持ちは変わらない。

 逆に、リリーの姿を見て、再びあの頃の気持ちを取り戻したかのような様子を見せる。

 リリーの結婚に関しては、色々感じるところもあるだろうが、果たして、これが早すぎる結婚なのかどうかの判断は難しいところだな。

 いずれにしても、そんなリリーの結婚を阻止しようとするデヴィッドとジョージアの姿、そこから起こる事態が面白い一作。

 笑えるところも多い作品だったな。

 果たして、デヴィッドとジョージアの結婚阻止計画はどうなるのかというところであったが、逆に二人の関係がどうなるのかという部分も興味深い展開であったな。

/5

監督:オル・パーカー
出演:ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ケイトリン・デヴァー、マキシム・ブティエ、ビリー・ロード、リュカ・ブラヴォー
於:TOHOシネマズ日比谷

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