CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-181「ゴーストブック おばけずかん」(日本)

2022年08月17日 22時01分00秒 | 日本映画
見せてやる、役立たずの底力
 寝静まった子どもたちの枕元に現れて「願いをかなえたいか?」とささやく謎のおばけ。どうしてもかなえたい願いがある一樹たちは、学校で噂になっているそのおばけに導かれ、「おばけずかん」を探すことに。
 あやしい店主がいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れたものの、古本屋から出ると、そこには知らない世界が広がっていた。
 一樹たちは図鑑の秘密を知る図鑑坊の助けを借りながら、おばけたちを相手に命がけの試練に挑むが。(「作品資料」より)


 人気図鑑シリーズを「ALWAYS 三丁目の夕日」等の山崎貴監督が実写映画化した作品。

 願うが叶う祠でお願いをした後、夜中におばけがやって来て、願いを叶えたいなら、祠の近くの古本屋で〝おばけずかん〟を手に入れろと告げられる一樹、太一、サニーの3人。

 こうして古本屋にやって来て3人は、おばけずかんを手にするが、見知らぬ世界へ迷い込むこととなる。

 彼らを追った代用教員の瑤子先生も巻き込みながら、願いを叶えるため、一樹たちはおばけを捕まえることに挑むことになる。

 子供向け図鑑が原作ということか、夏休みということもあり、親子連れが多かったな。

 命を賭けた挑戦ということではあったが、おばけもそれ程おどろおどろしいという感じでもなく、子供たちが機転を利かせれば捕まえられるという感じ。

 一樹たちが迷い込んだ世界では、仲の良かった湊という女の子も登場するが、現実の世界では亡くなっているのか、と思わされる雰囲気。

 VFXを駆使したおばけたちの映像。そして一樹たちが迷い込んだ世界の様子など、ビジュアル的には申し分なかったな。

 制限内におばけを捕まえれば、願いが叶うという試練の中、子供たちの成長に加え、巻き込まれることとなった瑤子先生の成長も見られるという具合。

 聞いたことあるおばけから、聞いたことないおばけまで登場するが、最後は結構強敵となるおばけが登場する。

 果たして、一樹たちはミッションをクリアし、元の世界に戻り、願いを叶えることが出来るのか。

 基本的には子供向けかなと思う作品であったが、ちょっとした笑いも交えて、楽しめる作品であった。

 ラストは切ない感じになっていたな。

/5

監督:山崎貴
出演:城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、新垣結衣
声の出演:釘宮理恵、杉田智和、下野紘、大塚明夫、田中泯
於:TOHOシネマズ池袋

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