愛を渇望し、時間を惜しみ、死を怖れる
ニューヨークで広告代理店を経営するハワード。彼の手腕で会社は業績を伸ばし、公私ともに順風満帆な人生を送っていた。
ところが突然、6歳の愛娘が不治の病でこの世を去る。ハワードは深い悲しみで自暴自棄となり、仕事を放り出して自宅に閉じこもる日々。ハワードに頼り切りだった会社は急速に傾き始める。
残された同僚役員ホイット、サイモン、クレアはそれぞれの事情も相まって、ハワードをどうにかして救わなければと思っていた。
そんな時、ある奇策を思いつく。やがてハワードの前に、性別も年齢もバラバラな3人の奇妙な舞台俳優が現われるのだったが。(「allcinema」より)
6歳の娘を亡くし、仕事も日常生活も手がつかず、すっかり抜け殻のようになってしまった男、ハワード。
会社経営者でもある、そんなハワードを色々な面で心配する、同僚であり、親友でもあるホイット、サイモン、クレアの面々。
ホイットたちは、ハワードたちを立ち直らせるため、ある奇策を思いつく。
人生どん底にあるハワードを救う奇妙な3人の男女。
これは、ハワードに近づく3人の男女のことではあるが、ある意味、同僚であり、親友でもあるホイットたちのことでもあったのだろう。
そして奇妙な男女が救ったのは、ハワードだけでなく、それぞれ悩みを持つ、ホイット、サイモン、クレアの3人でもある。
6歳の娘を亡くしたハワードなど、出てくる人物が非常に大きな悲しみや悩みを抱えており、明るい雰囲気を見せようとするが、全体的には悲しい気分にさせる話であり、作品である。
果たして、ホイットたちのちょっと驚く仕掛けでハワードは立ち直ることができるのかというところは興味深い話。
そんな奇妙な男女と話をしたことで、心が乱れたのか、同じく子供を亡くした人々が集まるセラピーに参加するハワード。
そこでマデリンという女性と会い、彼女と会話を交わしていくようになるハワード。
同じく6歳の娘を亡くしたというマデリンと心が通じ合い、彼女のおかげで立ち直るのかなと思ったのだが、個人的には思ってもいなかった事実が明らかになり、これはちょっと驚かされたな。
話の展開としては、それ程大きな感動、驚きを与えるようには感じなかったが、ハワードをはじめホイットたちの持つ大きな悲しみ、苦しみが胸に来る作品であった。
結局、奇妙な3人の男女はハワードだけでなく、ホイットたち3人をも救うために現れたのかな。
/5
監督:デヴィッド・フランケル
出演:ウィル・スミス、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレイ、マイケル・ペーニャ
ナオミ・ハリス、ジェイコブ・ラティモア、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレン
於:丸の内ピカデリー
ニューヨークで広告代理店を経営するハワード。彼の手腕で会社は業績を伸ばし、公私ともに順風満帆な人生を送っていた。
ところが突然、6歳の愛娘が不治の病でこの世を去る。ハワードは深い悲しみで自暴自棄となり、仕事を放り出して自宅に閉じこもる日々。ハワードに頼り切りだった会社は急速に傾き始める。
残された同僚役員ホイット、サイモン、クレアはそれぞれの事情も相まって、ハワードをどうにかして救わなければと思っていた。
そんな時、ある奇策を思いつく。やがてハワードの前に、性別も年齢もバラバラな3人の奇妙な舞台俳優が現われるのだったが。(「allcinema」より)
6歳の娘を亡くし、仕事も日常生活も手がつかず、すっかり抜け殻のようになってしまった男、ハワード。
会社経営者でもある、そんなハワードを色々な面で心配する、同僚であり、親友でもあるホイット、サイモン、クレアの面々。
ホイットたちは、ハワードたちを立ち直らせるため、ある奇策を思いつく。
人生どん底にあるハワードを救う奇妙な3人の男女。
これは、ハワードに近づく3人の男女のことではあるが、ある意味、同僚であり、親友でもあるホイットたちのことでもあったのだろう。
そして奇妙な男女が救ったのは、ハワードだけでなく、それぞれ悩みを持つ、ホイット、サイモン、クレアの3人でもある。
6歳の娘を亡くしたハワードなど、出てくる人物が非常に大きな悲しみや悩みを抱えており、明るい雰囲気を見せようとするが、全体的には悲しい気分にさせる話であり、作品である。
果たして、ホイットたちのちょっと驚く仕掛けでハワードは立ち直ることができるのかというところは興味深い話。
そんな奇妙な男女と話をしたことで、心が乱れたのか、同じく子供を亡くした人々が集まるセラピーに参加するハワード。
そこでマデリンという女性と会い、彼女と会話を交わしていくようになるハワード。
同じく6歳の娘を亡くしたというマデリンと心が通じ合い、彼女のおかげで立ち直るのかなと思ったのだが、個人的には思ってもいなかった事実が明らかになり、これはちょっと驚かされたな。
話の展開としては、それ程大きな感動、驚きを与えるようには感じなかったが、ハワードをはじめホイットたちの持つ大きな悲しみ、苦しみが胸に来る作品であった。
結局、奇妙な3人の男女はハワードだけでなく、ホイットたち3人をも救うために現れたのかな。
/5
監督:デヴィッド・フランケル
出演:ウィル・スミス、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレイ、マイケル・ペーニャ
ナオミ・ハリス、ジェイコブ・ラティモア、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレン
於:丸の内ピカデリー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます