CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-152「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」(オーストラリア・アメリカ)

2018年07月17日 01時05分36秒 | オーストラリア映画
恐怖は心の中にある
 ウィンチェスター銃を開発し、莫大な資産を築いたウィンチェスター一族だったが、娘や夫に先立たれてしまった未亡人のサラ・ウィンチェスターは、高名な霊媒師から一族の不幸はウィンチェスター銃によって死んだ亡霊たちの仕業で、彼らを閉じ込めるために屋敷の建築を止めてはならないと告げられる。
 それを鵜呑みにして増改築を延々と続けるサラ。
 彼女の行動に疑問を抱いたウィンチェスター社の経営陣は、精神科医のエリックを屋敷に送り込むのだったが。(「allcinema」より)


 ウィンチェスター銃の開発によって莫大な資産を築いたウィンチェスター一族の屋敷は、今では幽霊屋敷として観光名所にもなっているらしい。

 そんなウィンチェスターの屋敷で霊を閉じ込めるため、増改築を繰り返すサラ・ウィンチェスターの姿と、彼女の診察を頼まれた精神科医のエリックが遭遇する恐怖を描いたサスペンス・ホラー。

 エリックが屋敷に遣わされた理由は、屋敷の増改築を繰り返すサラに関し、心身に問題があると診断し、彼女から経営権を奪おうというもの。

 エリックも最初はサラの言葉を信じられなかったが、時折、霊の姿らしきものを目にしたり、怪現象に遭遇する。

 その登場は唐突で、大きな音などに何度も驚かされる。

 サラは、最初、黒いベールをまとい、異様な雰囲気で登場するので、怪しげな人物なのかなと思っていたが、エリックとの話やその後の行動を見ていると、意外と普通の人物だったな。

 そして彼女が語ることは真実なのか。

 実はエリックには痛ましい過去があり、妻がエリックを撃ち、自殺するという事件を体験している。

 その際、エリックは一度心臓が止まったのだが、奇跡的に蘇ったという経緯があり、更に撃たれたのはウィンチェスター銃。

 この過去が、この屋敷で起こる出来事に繋がっていくという展開。


 突然の登場などで驚かされるという展開は、オーソドックスなホラーという感じ。

 エリックとウィンチェスターとの繋がりと、それによる事態の解決というのは、ちょっと面白かった。

 こちらも時代設定と大きな屋敷を舞台としていることで、ゴシック・ホラーの雰囲気もあり、興味深い作品ではあったな。

/5 

監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
出演:ヘレン・ミレン、ジェイソン・クラーク、セーラ・スヌーク
    エイモン・ファーレン、フィン・シクルーナ=オプレイ
於:TOHOシネマズ新宿

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