CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-310「ハヌ・マン」(インド)

2024年10月11日 09時27分04秒 | インド映画

太陽が出てたから

 山奥の小さな村で、姉アンジャンマと一緒に暮らす青年ハヌマントゥ。温和な性格の彼は気の強いアンジャンマの後ろに隠れてばかりで、村の男たちから馬鹿にされていた。

 そんなある日、幼なじみのミーナークシを助けようとして海に落ちたハヌマントゥは、そこで不思議な力を持つ宝石を手にする。その石には、古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」で活躍する猿の将軍ハヌマーンの力が宿されていた。

 無敵のスーパーパワーを手に入れるハヌマントゥだったが、石を狙う邪悪な組織が彼の前に現れ。(「作品資料」より)

 

 インド神話に登場する猿神ハヌマーンの力を得た男の戦いを描いたヒーロー・アクション。

 ハヌマーンは「モンキーマン」でも言及されていたな。

 山奥の村で暮らすハヌマントゥ。

 定職に就かず、詐欺まがいの行為や盗みをして、日々を過ごしている。

 ある日ハヌマントゥは小さな頃から想いを寄せているミーナークシが盗賊に襲われたところを救出するが、傷つけられ、海に落ちてしまう。

 そんなハヌマントゥは海底で不思議な輝石を見つけ、その石のパワーが彼を超人へと変える。

 最初はミーナークシの気を惹くために力を使っていたハヌマントゥであるが、やがて虐げられている村人たちのためにその力を使う。

 ストーリーは2段構えになっており、まずは村を支配する暴君との対決、そして輝石を奪うため村を壊滅しようとするマイケルとの対決。

 最初はヒーローらしからぬ感じのハヌマントゥであるが、やがて村のために行動し、戦うようになる。

 ヒーロー誕生の物語。

 話が進んでいくうちに神と思しき者が現れたり、かなりファンタジックな要素が強くなっていく。

 クライマックスは驚く程のパワーを得、命を賭したような戦いになる。

 ラストは一応決着がつくのだが、新たな段階に入るようで、しっかり続編があるようなテロップ出ていたな。

 ストーリーはオーソドックスであるが、大袈裟な程のアクションが楽しめ、展開も気になる作品だった。

 それにしても、最近鑑賞するインド映画は続編待ちが多いな。

 製作されたとして、日本で公開してくれるのか。

/5

監督:プラシャーント・ヴァルマ

出演:テージャ・サッジャー、ヴィナイ・ラーイ、アムリタ・アイヤル、ヴァララクシュミ・サラトクマール、ラヴィ・テージャ

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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