CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-390「映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(日本)

2024年12月27日 00時51分56秒 | 日本映画

どうして運を手にすると、図に乗るんでしょう

 新米教師の等々力小太郎は、赴任した小学校の子どもたちから不思議な駄菓子屋「銭天堂」の噂を聞く。怪しげな店主・紅子が選んでくれる駄菓子を食べれば願いがかなうが、食べ方や使い方を間違えると大変なことになるのだという。

 やがて、銭天堂の駄菓子を買ったと思われる人たちの様子がおかしくなり、小太郎が密かに思いを寄せる雑誌編集者・相田陽子も暴走してしまう。

 そんな中、小太郎はもう一軒の駄菓子屋「たたりめ堂」の存在に気づく。その店では店主のよどみが人々の悪意を集めて作った駄菓子を売っていた。

 小太郎は大切な人たちを守るべく、紅子とともによどみを追うが。(「作品資料」より)

 

 人気児童小説を実写映画化したファンタジー。

 黒猫に誘われ、ふと入った路地の先に不思議な駄菓子を売っている銭天堂という店がある。

 店主の紅子が、客の望みを叶える駄菓子を売ってくれる。

 しかし、その食べ方を間違えれば、大変な目に遭ってしまう。

 そんな銭天堂の菓子を食べた人々が体験することを描いている。

 菓子を売るのは銭天堂だけでなく、たたりめ堂という駄菓子屋のよどみも駄菓子を売ってくる。

 それは人々の悪意を誘う菓子。

 児童小説が原作だから、基本的には子供向けなのかな。

 最初は小学生たちが菓子を買って食べる顛末が描かれるが、やがて新たに赴任した小学校の先生、小太郎が想いを寄せる陽子や、小太郎の妹、まどかまでもが、駄菓子を買って食べる。

 人々が心に持つ欲望を表している。

 欲望が募り過ぎて危ない目に遭う陽子やまどかであるが、ハラハラするような危険度まではなかったな。

 監督が「リング」等の中田秀夫ということで、ホラーっぽい演出はあったが、どちらかと言えば、ファンタジーであった。

 大人も観られる話にしているが、基本的には子供向けのファンタジーである。

 最後に紅子がよどみに対する技は、結構強烈なものだったな。

/5

監督:中田秀夫

出演:天海祐希、大橋和也、伊原六花、平澤宏々路、伊礼姫奈、白山乃愛、番家天嵩、今濱夕輝乃、山本未來、渡邊圭祐、田中里衣、じろう、上白石萌音

於:TOHOシネマズ池袋


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