CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-020「ミッドナイト・マーダー・ライブ」(アメリカ)

2023年02月01日 02時02分39秒 | アメリカ映画
もっと過激にいくぞ
 午前0時のロサンゼルス。ベテランDJ・エルビスの深夜ラジオ番組に、ゲイリーという男から電話がかかってくる。
 男はエルビスのせいで恋人が自殺したと話し、復讐のため彼の妻子を監禁したと告げる。エルビスが男と話している間に警察が自宅を捜索すると、妻子の姿はない。
 男との会話を糸口に妻子を救おうとするエルビスだったが、事件はさらに過激な方向へとエスカレートしていく。(「作品資料」より)


 深夜のラジオ番組にかかってきた一本の電話によって、恐怖に陥れられるDJやスタッフの姿を描いたサスペンス・スリラー。

 DJのエルヴィスを演じたのはメル・ギブソン。

 本作は〝未体験ゾーンの映画たち2023〟の一本であるが、〝カリコレ〟で「バッド・トレジャー」、〝のむコレ6〟で「ホット・シート」とメル・ギブソン出演作を観たが、このところメル・ギブソン出演作は特集上映の作品ばかりだな。

 ブルース・ウィリスも同じであるが。

 エルヴィスに恨みを持つと思われる男が電話で、エルヴィスの妻と娘を人質にし、エルヴィスに要求をしてくる。

 やがて、エルヴィスの家にいると思われたゲイリーと名乗る男は、ラジオ局のあるビルに潜入、しかも方々に爆弾を仕掛けていることが判る。

 そんな中、犯人とのやり取りで、何とか活路を見出し、家族を救おうとするエルヴィス。

 果たして、犯人の居場所を見つけ出し。エルヴィスは家族を救えるのか。

 声だけで、どこにいるか判らない犯人に対処しなければならないという緊迫感は伝わってくる。

 しかも、そのやり取り、状況はラジオの電波に乗ってリスナーにも聞こえている。

 一応、警察は動いている模様であるが、ビルの中だけの様子を映し出しているので、周囲の状況は判らない。

 スタッフと共に策を巡らし、何とか犯人に近づくエルヴィス。

 そして終盤、思いも寄らぬ展開となる。

 そんなことしていいのかと思うぐらいの決着であったが、その後もう一展開。

 この顛末は、何となく予測出来るものであったかな。

 事件の展開は、緊迫感もあり、面白かった。

 オチに関しては、何とも言い辛いものであったな。

/5

監督:ロムアルド・ブーランジェ
出演:メル・ギブソン、ケヴィン・ディロン、ウィリアム・モーズリー、アリア・セロール・オニール、ナディア・ファレス、エンリケ・アルセ、ポール・スベラ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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