CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-319「法廷遊戯」(日本)

2023年11月28日 00時07分00秒 | 日本映画
無罪は検察が立証し損ねたもの
 弁護士を目指してロースクールに通うセイギこと久我清義(きよよし)と、同じ学校で法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴、2人の同級生でロースクールの学生たちが行う「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨は、共に勉強漬けの毎日を送っていた。
 無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、ある時、馨から無辜ゲームをやろうという誘いがくる。しかし、呼び出された場所へ行くとそこには血の付いたナイフをもった美鈴と、すでに息絶えた馨の姿があった。
 この事件をきっかけに、3人をめぐる過去と真実が浮かびあがっていき、事態は二転三転していく。(「作品資料」より)


 ロースクールで行われている裁判を模したゲーム〝無辜ゲーム〟

 てっきりこの無辜ゲームが過剰になり、事件が巻き起こるのかと思っていた。

 ロースクール時代に清義と美鈴が何者かに脅迫まがいの手紙を送られる。

 更に美鈴の部屋は怪しげな男が依頼を受け、盗聴していた。

 物語はそれから2年が経ち、清義も美鈴も司法試験に受かり、無辜ゲームを仕切っていた結城はロースクール時代に司法試験に受かっていたものの、ロースクールに研究員として残っている。

 そして事件が起きる。

 美鈴が殺人事件の容疑者となり、清義がその弁護を担当することになる。

 被害者は結城。

 実際の裁判が開かれるストーリー。

 美鈴の無罪を証明するため清義が奔走するのだが、ある理由から美鈴は無罪になるのだろうなと思わされるものがあり、裁判そのものに緊張感はなかったかな。

 その事件が起こった経緯、そしてそこに隠されていた3人の過去の関わりが明らかになっていく展開。

 清義と美鈴は幼い頃、施設で一緒であり、ある事件を引き起こし、そこからお互いを支え合う存在になっていったよう。

 そして2人はある事件に関わるのだが、それは結城も関わることだった。

 裁判モノとしては、ちょっと弱め、3人の過去に関わる話として、先行きが気になる展開だった。

/5

監督:深川栄洋
出演:永瀬廉、杉咲花、北村匠海、戸塚純貴、黒沢あすか、倉野章子、やべけんじ、タモト清嵐、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋
於:グランドシネマサンシャイン池袋

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-318「ドミノ」(アメリカ) | トップ | 23-320「マーベルズ」(アメ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事