CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-077「ガンパウダー・ミルクシェイク」(フランス・ドイツ・アメリカ)

2022年04月02日 21時48分26秒 | フランス映画
8歳児に生かされていることを忘れないで
 ネオンきらめくクライム・シティ。暗殺組織に所属する凄腕の殺し屋サムは、ターゲットの娘エミリーを匿ったせいで組織を追われ、命を狙われてしまう。次々と送り込まれる刺客たちを蹴散らしながら夜の街を駆け抜けるサムは、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込む。
 女たちはジェーン・オースティンやバージニア・ウルフの名を冠した武器を手に、激しい戦いへと身を投じていく。(「作品資料」より)


 ある組織の殺し屋であるサムは、命令された仕事をこなすものの、それによって組織に見放されてしまう。

 ターゲットの父親の組織から命を狙われることとなり、放たれた大勢の刺客たちと戦うこととなる。

 女性殺し屋とその仲間たちの激しい戦いを描いたハードボイルド・アクション。

 これまで忠実であった組織から見放され、逆に命を狙われる羽目に陥るというのは、よくある話ではある。

 さらに、サムはターゲットの娘で、誘拐された8歳のエミリーを救い、その後の行動を共にする。

 また助けを求めた図書館員たちも裏の顔があり、行方知れずであった母親を加えて、女性たちだけで壮絶な戦いへと挑むことになる。

 ガン・アクションから肉弾戦まで激しいアクションが満載。

 スローモーションを駆使したアクション・シーンも惹き込まれる。

 サムは別として、必ずしも若いとは言えない女性たちの壮絶な戦いも見応えあったな。

 携帯電話を使用しているので、時代設定としては現代だとは思うが、舞台の中心となるダイナーやカラフルなネオンの街の様子、乗っている車などを見ると、5,60年代のレトロな雰囲気が漂っており、それがまた物語にマッチしている感じ。

 追い詰められていくサムたちは、戦いの末生き延びることが出来るのか。
 組織に対し、どのような決着をつけるのか。

 話の最後まで、そしてその映像にも惹き込まれるハードボイルド・アクションであった。

/5

監督:ナヴォット・パプシャド
出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ、アダム・ナガイティス
於:TOHOシネマズ新宿

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