CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-008「ゲヘナ」(アメリカ・日本)

2019年01月12日 10時20分09秒 | アメリカ映画
残念ながらトイレはありません
 リゾートホテル建設のためにサイパン島に視察にやって来た土地開発会社の社員が、現地コーディネーターたちとともに候補地のジャングルに入り、怪しげな地下施設を発見する。
 恐る恐る中へ入っていった一行は、そこで不気味な老人に遭遇するのだったが。(「allcinema」より)


 サイパン島にやって来た男女が、旧日本軍のシェルターと思しき地下施設に入り、恐怖に襲われるホラー。

 「マフィオサ」に続いて日本人である片桐裕司が監督。

 サイパン島を舞台にしているということで旧日本軍の占領、大戦下における日本軍の行動を批判し、話の舞台も旧日本軍のものらしき地下壕を舞台にしている。

 リゾートホテル建設のため調査にやって来た土地開発会社のポリーナとタイラーら5人の男女は地下壕を見つけ、中へ入っていく。

 そこで、何体もの遺体を発見し、更に不気味な姿の老人を見かける。

 宣伝では、この老人の怖さを謳い文句にしているようであるが、この老人自体の登場は少なめだったな。
 そして、この老人そのものが恐怖をもたらすというわけでもなかった。

 この老人に遭遇した後、ポリーナたちは地下壕に閉じ込められ、懸命に出口を探す。

 その間、それぞれが幻影や幻聴に悩まされることになる。

 先住民族であるペペも同行していたが、徐々に狂気に襲われ、先住民族の言い伝えを何度も口にするようになる。

 それは呪いのようであるが、ハッキリとは言わないので、もやもやさせられる。

 そして、実際それが彼らの現状を招いているのかもハッキリしなかったな。


 ポリーナたちは陥った状況から逃れることが出来るのか。

 状況からいくと、こういう結末になるんだろうなと予測したとおりではあったな。

 冒頭で紹介された〝ゲヘナ〟の意味とは多少違うのかな。

 エンドロール後にも映像があったが、こちらは本当におまけという感じ。

/5

監督:片桐裕司
出演:ダグ・ジョーンズ、ランス・ヘンリクセン、エヴァ・スワン
   ジャスティン・ゴードン、サイモン・フィリップス、ショーン・スプロウリング
   マシュー・エドワード・ヘグストロム、パトリック・ゴーマン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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