CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-009「ダーク・スクール」(スペイン・アメリカ)

2019年01月12日 11時19分22秒 | スペイン映画
私たちの才能って・・・
 実の父が他界した後に義父、母と暮らしているキットは、素行不良で高校を追われ、森の奥にある名門寄宿学校に入ることになる。そこには彼女と似たような境遇の生徒たちが集まっており、皆学長に携帯電話を没収されて外部との連絡ができなかった。
 キットは学校生活を送るうちに、奇妙な出来事に遭遇する。(「作品資料」より)


 森の奥にある寄宿学校で、女子生徒たちが思わぬ恐怖に襲われるサスペンス・ホラー。

 主役のキットを演じたのは、アナソフィア・ロブ。
 その姿を見るのは「ソウル・サーファー」以来だな。

 父親が死んでから素行不良で寄宿学校に入ることとなったキット。
 他の生徒は4人だけ。

 いかにも霊が出そうな建物の中、生徒が立入禁止である部屋の扉がある。
 そこに隠されているものは何なのか。

 一人1日早く入宿したキットは、不可解なものを見る。

 てっきりその学校のかつての事件によって、怨念のようなものを生み出しているのかなと思ったが、状況はちょっと違うもの。

 生徒たちは各々、絵画や文学、数学の才能を開花していき、キットも音楽の才能を開花させる。

 しかし、そこには学長ら学校側の思惑が隠されていた。

 設定は面白く、キットら5人の女生徒が学校側に選ばれた理由が判ってからは、先の展開がどうなるのだろうと期待させられる。

 ただ、キットが真相に気付きだしたところからは、結構駆け足でことが進んでいったなという印象。

 もう少し、狂気の様や目的をじっくり描いても良かったかな。

/5

監督:ロドリゴ・コルテス
出演:アナソフィア・ロブ、ユマ・サーマン
   イザベル・ファーマン、ノア・シルバー、ロージー・デイ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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