好きっていう気持ちが可哀想
中学2年生の相原英二と親友・別所直彦の学校に、英二の幼なじみである汐崎泉が転校してきた。英二は幼い頃から泉に密かに思いを寄せてきたが、言葉にできずにいるうちに直彦が彼女に告白して付き合うことに。
やがて同じ高校に進学した3人は、藤村小春、瀬波太一、池澤瑞穂と出会い、それぞれの恋が動きだす。(「作品資料」より)
人気コミックを実写映画化した青春ラブ・ストーリー。
6人の男女高校生の恋の行方を描いている。
始まりは中学2年の時。
相原英二の幼馴染み、汐崎泉が転校してきて、英二の親友、別所直彦が彼女に恋をする。
2人は付き合い始めるが、それを見る英二の表情から、英二は泉のことが好きなんだろうなということが判る。
そして高校生になり、再び同じ学校となった3人であるが、そこに直彦に恋した小春、英二に恋する瑞穂、その瑞穂に恋する太一が絡んで、複雑な様相を見せる。
英二は泉のことが好きだが、親友の直彦のために想いを抑えるという、よくあるパターンかなという感じ。
親友と1度は険悪にはなるが、最終的には判り合い、英二は泉とカップルになるのだろうと思っていたのだが、予想外の展開となっていく。
直彦に恋した小春が積極的に行動するのに対し、英二は気持ちを抑えながら、直彦と泉を守ろうとする。
友情か愛情かという話であるが、ちょっと独りよがりかもしれないな。
結局そんな想いのままで取った行動が、軋轢を生んでしまう。
それにしても英二は状況に流れされすぎだな。
果たして6人の恋の行方がどうなるのか。
予想外の展開となり、それぞれの恋の行方が気になる青春ラブ・ストーリーであった。
/5
監督:酒井麻衣
出演:大西流星、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良、小宮璃央
於:TOHOシネマズ池袋
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