CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-195「ブラック アンド ブルー」(アメリカ)

2020年11月23日 17時02分44秒 | アメリカ映画
だが見逃してやる、今回はな
 陸軍を退役し、故郷の街で警察官として働き始めたアリシア・ウェスト。
 ある日、通報を受けて先輩警官と現場へ向かった彼女は、建物の中へ入っていく先輩警官から車での待機を命じられる。しばらくして銃声が聞こえたため急いで様子を見に行くと、そこには先輩警官の他に2人の刑事がいて、アリシアは図らずも彼らが麻薬の売人を射殺する現場を目撃してしまう。
 アリシアがその場から辛くも逃走を図ると、刑事たちは秘かに通じている地元ギャングも使い、躍起になってアリシアの行方を追うのだったが。(「allcinema」より)


 汚職刑事が売人を射殺する現場を目撃、更にそれを録画していたために命を狙われることとなった女性警官、アリシアのサバイバルを描いたバイオレンス・サスペンス。

 アリシアは陸軍を退役し、地元に戻って警官となっている。

 そんなアリシアは先輩警官に同行したパトロールで、二人の刑事が売人を射殺する現場を目撃。
 自らも撃たれるが、防弾チョッキを着ていたため、何とか大事に至らず、逃走する。

 汚職警官たちから追われることになるアリシア。
 更に射殺した刑事が、売人の兄であるギャングのボスに、犯人はアリシアであると告げたため、アリシアはギャングからも命を狙われることになる。

 八面六臂の状況で、何とか逃れ、真実を明らかにしようとするアリシアであるが、状況はかなり危険なもの。

 アリシアは昔なじみのマイロの助けを借りるが、果たしてアリシアの運命がどうなるのか、状況からも緊迫感は増す。

 警官の汚職というものが題材となっているが、更に描かれているのが、警官による黒人たちへの言動。

 今や、実際にも問題になっていることであるが、本作でも警官が黒人に対し、酷い扱いをしている。

 アリシアも黒人であり、一人で町をランニングしていた際、警官に呼び止められ、少々手荒い扱いを受ける。

 こういうことって当たり前のように描かれ、結局、日常茶飯事であるということなんだろうな。

 最終的には、アリシアは売人殺しの容疑者として全警官から追われることになる。
 命の危機にも晒される中でのラスト。

 全ての者に追われるような状況となった緊迫感があり、果たしてアリシアがどのようにこの状況を打破するのか、興味深い展開の作品であった。

/5

監督:デオン・テイラー
出演:ナオミ・ハリス、タイリース・ギブソン、フランク・グリロ
   マイク・コルター、リード・スコット、ボー・ナップ
於:池袋シネマ・ロサ

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